さぁ、7月。


早いもので今年もすでに半分が過ぎましたね。
今日から7月。いってみれば後半戦です。前半無得点だった向きはここからが勝負!会心のゴールを決めたいところですー。
ワールドカップ、日本は早々と敗退してしまったけれど(長友の涙にはもらい泣きしました!努力が報われないというのはなんといってもセツナイね…)、個人的にはネイマール惚れのおかげでwまだ見どころ満載、って感じです。


年初からどうしてもヤル気スイッチが入らず、グータラ過ごしてきた私も、次第に覚醒し始めてきました。
…って、毎年後半にならないとエンジンかからないタイプではあるんですが(^^;
年末までにやっておきたいこと、やらなきゃならないことがそりゃもうたくさんあることに今さらながら気づきました。
つい忘れがちですが、もう私は若くないわけで。
うかうかしてるとあっという間に時間が経ってしまう。
キャンディ・クラッシュやってヒマつぶししてる余裕なんかないのよぅ←ハマってしまった(汗)。
人生の無駄遣いはやめて、そろそろ走りださないとマズイ。


阿嶽が先日のインタビューで、「45歳になったら芸能界を引退する」って言ってて、呆然としました。
こないだまでは「50歳になったら引退する」って言ってたのに、なにげに5年間前倒しになっているじゃんか!どういうことよーー(涙)
イムリミットまであと5年しかないじゃないの……


私ね、実は心の中でずーっと抱いている夢があるんですよ。
いや、まさに「夜見る夢」レベルの夢なんですけどね。夜毎に見るほどの夢ですよ。
いつか作家になって、阿嶽と対談したい……っていうね。(ホントはそこ止まりじゃなくてね、そのあとのことも延々と妄想は続くわけだけどそれは置いておいて(汗))
こんな中学生みたいなことを人前で言うのは憚られるし、世迷言を言う前に現実に越えなくちゃならないハードルが高すぎるわけだし、そもそも小説を書く愉しみ以外のモチベーションを抱いて作家を目指すのは不純だという思いもあるので、ホント言うとこんなこたーずっと言いたくはなかったんですが、ぶっちゃけ15年以上、微塵も揺るぐことなく抱いてきた夢はこれでした。
かつて週刊文春で、レスリー・チャンと作家の広谷鏡子さんが対談をしていたのを読んだ時から、ずっと「ワタシがやりたいのはこれだ!」って思ってきたのです。(1998年に「星月童話」撮影でレスリーが来日していた時のことですから、今から15年前のことです)
当時の広谷さんはまだ芥川賞候補になっただけの知名度もない小説家だったのに、あの(!)レスリー・チャンと「熱烈なファン」だという理由ゆえに週刊誌で対談させてもらえていたのです。信じられなかった。そりゃ反則だろう、ってくらいのショートカット(抜け駆け)に思えました。でも、ファンだったらこれは垂涎です。どうしたって羨ましい。
それなら私だってちょろっと文学賞でもとって頼みこんだら、余裕で阿嶽との対談を企画してもらえる、と思ったんですよね。
だってその頃の阿嶽はレスリーみたいな大スターじゃなくて、まだそこらの兄ちゃん風情だったわけだし、なにしろ当時は阿嶽にも個人的に知ってもらってたもんだから余裕じゃん、って感じてた。
私が作家になれさえすれば、阿嶽と正々堂々と会える。コツコツやってりゃ、その日はきっといつかやってくるはず、と。


「いつか」なんてものは、期限をつけない限り「やってこない時」です。「いつか」は、延々と延びる。永遠に来ないかもしれない。
現にそれから15年、私は何もできませんでした。
何の進歩もなく、ろくな創作もできず、その間に阿嶽は押しも押されもせぬ大スターになってしまった。もう、今となってはちょっとやそっとでは逢わせてもらえない人となってしまった。
もたもたもたもたし続けた挙句がこれです。今思うと、15年前のハードルはなんと低かったことだろう!って感じですよ。


引退宣言の前倒しは、こんな不甲斐ない私に、阿嶽が「あと5年だけだよ」って期限をつけてくれたのだととらえるようにしました。
この期限を、阿嶽からのエールだと思って、腹をくくってかからなくては。もう、時間がない。
あと5年のうちに「目的の場所」に行けなければ、私は一生後悔する。夢も恋もそこで終わる。
夢なんてものは、いつまでも終わらないと思っていました。でも、夢も終わる時が来るんですね。可能性を失った夢は、もはや夢としての翼も失ってしまうということに、こうなってみて初めて気が付きました。
夢を叶えるにはとことんリアルに生きなくてはダメなのね。


7月1日の新しい一日に、このことを書いておきたかったのです。
イイトシをして子どもじみたことを言ってるのは惨めなものですが、誰かに聞いて欲しかった。黙っていると、そのまま何もなかったかのように生きてしまうかもしれない。それは怖かった。
なにかこうした「宣言」をしちゃった方が、不言実行よりも、私にはイイような気がしたのです。
すぐにグウタラしちゃうからね。何もせず、妄想にふけるだけになりがちなので。

人生不如意十常八九
所以
吃苦當吃補
看開一點
像天空一樣開
像海水一樣闊
好得 


人生は思うようにならないことばかり
だから
何事も成長の糧だと思って
気楽にやろうよ
大空のように広々と
海原のように悠々と
イイね!


これは阿嶽がファンに送った言葉(何年か前の新年のメッセージだったかな?)
著しく成長の機会を欠いた私にはこの励ましの言葉さえもったいないけれど…具体的なタイムリミットのある中で、自分がどこまでやれるか、自分がどこまで成長できるか、チャレンジしていこうと思います。