最高のロミオ


羽生くん、金メダルおめでとううううう!!!凄いです!!!
ホントによかったです!見事に報われましたね。
本人、悔しい部分もたくさんあるだろうけど、それはもうね、運も実力だと割り切って、最高の笑顔で帰ってきてください。
まっちーも大輔くんも全力の魂のこもったスケーティングでした。
まっちーは緊張感がこっちまで伝わってくるようでしたね。でも頑張ってた!
大輔くんの最期の笑顔には思わず涙。今まで本当にお疲れ様でした。


羽生くんは選曲もすごく良かったなぁ、と思うんですよ。
個人的趣味としてかなりそこは大きかった。ガツン!とキた。
映画「ロミオとジュリエット」(オリビア・ハッセーのね!)のテーマ曲ですよ。
これ、大好きなの。私が生まれて初めて「胸キュン」という感覚に陥った映画です(小学生の時に見た)。
命懸けの恋をしてしまったロミオのセツナさ、トキメキ、喜び、悲しみ…
羽生くんはものすっごい表現力でもってその感覚を伝えてくれました。まるでロミオが憑依したかのよう。
いやー凄かった。
あの演技を見られただけで眼福ってもんです。
あれはもう二十歳を超えたらできないプログラムですよ。
こうしてオリンピックを経てひとつ大人になってしまった羽生くん自身にも、もうできないように思う。
永久保存版だ。
…そう思うとやっぱりジャンプの失敗は少々痛いかな。(あの演技を「保存」されちゃうって意味でね)
メダル云々とは別の話でご本人が「悔しい」って言うのはわかりますね。…でも、それもいいじゃないすか。
そういうのも含めて青くて瑞々しいロミオなのですよ、きっと。困難や失敗があってもひるむことなく、さらに力強く前進していく姿はまさしくロミオでしょう。
加えて、プルシェンコとの邂逅の物語も胸にジーンとくるものがありました。
新旧交代と一言でくくってしまうにはあまりにも奥深い、人生の綾のようなものを思います。
若さの欠点は、当の本人には若さの意味がよくわかっていないところにあるんですよね。無自覚。そこがまたイイのです。
プルシェンコの側から見える様々なことは、まだ羽生くんには見えない。
でも、見える側からの感無量の思いや称賛は、同じようにすでに若くはない私たちの胸にグッとくる。
オリンピックに出るアスリートの演技というくくりとはちょっと別の部分で、なんだか感動してしまった。
いいなぁ……若いって。眩しすぎて直視できないわ。
でもTVでインタビューに応じてる羽生くんファンの追っかけは見事にオバサンばっかりで…
なにやらいろいろしょっぱくてセツナイものがありました(爆)。


結局、仮眠もとらずにTV見ていて、朝までオールしちゃいました。
羽生くんのフラワーセレモニーのあと、何気なく窓の外を見て愕然!!!
なにコレどこココ!!!って勢いで雪が降ってるじゃん!
しかもびゅーびゅー吹雪いてる。
いやーー驚いた。
でもまぁ、甲府に1メートルとか、高崎に60センチとか言ってるのに比べたら、20センチくらいの積雪で済んでよかったです。
ウチの実家近辺(高崎)なんか、120年ぶりの積雪だってよ。
東京では交通がマヒしちゃって…今日受験がある学校もたくさんあるのに気の毒です…。頑張れー受験生!
マジで冬に受験期もってくるってのは無いわね。非効率も甚だしいわ。


午前中いっぱい寝て、昼過ぎから雪かき。
やたら水分の多い雪で、重いったらないです。
腕が痛いわー。