新潮文庫の百冊


毎年恒例の夏の文庫フェアが始まりました。
新潮文庫の100冊」の今年は”100人が選ぶワタシの一行”というスタイルで、100人の本好きの皆さんが好きな作品の好きな一行を挙げて紹介する、みたいな形になってます。
その100人の選者は(かなり個性的な)似顔絵で各文庫の帯に登場しています。
なにげにマッタンもいました。
いるだろうな、と思ったけど、イラストを見てちょっとびっくりしました。
…暗いですw 
貧困と病弱に喘いでいるかのような似顔絵です。
まぁ、そういうキャラでもある芸人だからいいんだろうけど。
マッタンの紹介するのは彼が大好きだと言ってる中村文則の「悪意の手記」です。
紹介する作品まで暗いです。ブレてないw



公式サイト


今年の100冊の中で、興味があるのは「歴史を考えるヒント」「絶対貧困」「人間の建設」「一勝九敗」「零式戦闘機」(←これは今、読んでます)…ってところでしょうか。
チョイスにどうしても小説が少ないなぁ(汗)。
普段からミステリ以外の小説はめったに読まないからね…
マッタンの影響でここんとこかなり文学を読む姿勢になってきたんだけど、最近の新しい作家のものは、どうも読む気が起きません。
ティファニーで朝食を」が村上春樹の新訳で出てるんですね。これは読んでみたいです。
(春樹自身の作品は好きじゃないけど、翻訳は好きなので)


どうでもいいけど、集英社は何かを大きく間違ってるような気がしてなりません。
夏のフェア、AKBが大量発生してます!
拷問のようです。
悪いけどあんな帯が付いた本、全くもって買う気が起きません。
買おうと思っていたものまでやめる勢い。
そこまでAKBが嫌いなわけじゃないんだけど、あの割り当て担当みたいなのがさらに嫌なんですよね。
押しメンのを買う、みたいな形になるじゃんか。
「チョイス」する行為に余分な負荷がかかるから、選ぶこと自体を拒否りたくなる。