バブー・オブ・ザ・ベイビー


昨日は下北沢の本多劇場に 「バブー・オブ・ザ・ベイビー−UNDEAD OR UNALIVE−」を観に行ってきました!



これね、かつてTVで放送してたシチュエーションコメディ番組「子育てプレイ」に出演してた監督&メンバー(池田鉄洋田中圭福士誠治大口兼悟田口浩正)がそっくりそのまままるっと再結集して、ホラーコメディをやる…という、夢のような舞台なのです。
「子育てプレイ」の大っっファン(最初は圭が出てるからってので見始めたのですが、今では「子育てプレイ」の世界そのものが大好きで、繰り返しDVDを見てる)私らにとって、この舞台がどんなに楽しみだったか、って話ですよ。
このメンバーで舞台をやる云々…の噂(希望?)から幾年月…いよいよ満を持して登場!ってな感じなわけですからね、どんなに楽しいモノが出てくるのだろうと、そりゃもうこっちの期待値はマックス。ハードルがめっちゃ高くなってて、「下手なもん見せられたらかなわんぞ」ってくらい剥き出しの欲望アドレナリンが出ちゃってる状態(笑)。
ところが、幕が上がればそんな心配無用でした。
彼らは私らのマックスの期待値を、簡単に、やすやすと、高−−−く越えてくれました!
ホントにもう、めちゃくちゃ面白くて、サイコーに楽しかった!
笑いどおしのノンストップ2時間オーバー!


新宿の雑居ビルをゾンビが囲む?!
…という、わけわからんシチュエーションで展開されるこのお話。
設定は奇抜なのに、不思議とすんなり世界に入れるw
ドタバタコメディの可笑しさに、ほわんと胸キュンを加えた池鉄ワールドです。
なるほどなるほどこうキたかー!って感じで、すっごく凝った作りの斬新な展開。
1人が何役もこなすので、彼らの俳優としての魅力も、一方向ならず多方向から鑑賞できるという贅沢設計。
男女入り混じったwいろんな彼らが見られて、めちゃくちゃ楽しいのです!
一つ一つのキャラも、それぞれの個性を生かして作ってあるのでノリが良くてハマってます。
池鉄の大仏とかw、田口くんの妊婦とか、福士くんの草食男子とか、圭の局長とか、大口くんのおバカなシェフとかロマンスでグレーでダンディな編集長とかオタク青年とかww大爆笑キャラがいっぱい。
特に大口くんのキャラはどれも絶妙なハマリ具合でダントツで笑えました。
なんだろう?”間”みたいなものかなぁ。やたら可笑しいんですよね。
おバカなシェフが「範疇」っていう言葉の意味がわかんないんだけどわかったような振りしてスルーする…みたいなどうでもいいようなシーンでもやたら可笑しい。ひーひー言って笑っちゃうw
こういうのもチームワークとしての掛け合いが絶妙だから生まれるんですよね。このメンバーって、そういうとこのバランスがホントにスゴイんだ。
お客さんのほぼ9割が女性、っていう構成をわかっていたのかどうなのか、腐女子ネタなんかもあって、そういうシーンでは更なる拍手つきの大爆笑になるw
ああいうの、ホントにウケるのね(私ももちろん嫌いじゃないんですが、会場のテンションが明らかに↑↑でちょっと驚いた(汗))


こんなふうに盛りだくさんの可笑しいことをこれでもかとぎゅうぎゅうに詰めて届けてくれるなんて思ってもみなかったですよ。
ホントに贅沢させてもらえたなぁ〜って感じ。
笑いのセンスもいいし、めっちゃ可笑しいのに品もある。それに優しい。
なんと、ボクちゃんは母子のシーンで泣いてましたからね(←さすが子どもw でも、その純真さがたまらなく可愛くて、こっちが泣けましたー)
とにかく凄い才能。池鉄ワールドにホレボレします。
このメンバーで、こんなに楽しいお芝居作ってくれたことを心から感謝。
ああーもう、すでに次回があることを期待しちゃうなぁ。
彼らが揃えば面白くないはずないもん。
またいつか、きっと、やってくださいね!


あ、ちなみにグッズはパンフとトートバッグを購入。
他にTシャツ、タオル、クリアファイルがありました。
パンフの圭はすごくきれいに撮ってもらっててイイ感じ。


挿入歌だったこの歌が昨日からずーーっと頭の中をグルグルw
名曲だわー。