一票の格差


つい五日前のことなのに、選挙がずっと前にあったことのようです…。
いまさらですが、選挙ネタで気になったことが。
あちこちで取り沙汰されていますが、今回の選挙のあり方って、やっぱそーとーオカシイよ。


一票の格差提訴 問われる選挙の正当性


こんなん茶番じゃんか。やり直せや!って感じ。
みんなの党アジェンダにも
1票の格差を完全になくすため、「完全1人1票比例代表制度」を導入する。」
って項目がありますが、もうさ、比例代表だけでいいじゃん?
小選挙区制なんぞいらんわ。
選挙カーに乗って頭下げるような選挙なんて、もう時代遅れだし。
とりあえず、今回の選挙が無効にならずとも、6月の参院選の時に、あらためて衆参同時総選挙をやってくれたら万々歳ですね。
そりゃもう、すっごい盛り上がるでしょうよ。
票の格差の犠牲になって涙を呑んだ候補者のみなさんも起死回生のチャンスです!


今回の選挙、自民圧勝で悲観的になってる人も多いようですが(主に右傾化を心配する向きが)、世の中、そう単純じゃないから、あまり早合点してヤケッパチになるこたないと思いますよ。
現にまだ組閣もしてないってのに安倍ちゃんは選挙前のタカ派発言をことごとく撤回して、きわめてソフトな路線に着こうとしてるようで。選挙中、熱烈な安倍支持だったネトウヨのみなさん(私からすると彼らを「右翼」とは思えない。言ってみりゃ「嫌韓・嫌中のタカ派」って感じ)は、今や「騙された」コール大爆発中ですからね。
てか、安倍ちゃんがネトウヨに人気あるなんて、どう考えてもおかしかったわけですけどね。
だってあそこのお家は先祖代々大アジア主義の親韓派ですよ?歴史、知らんの?って感じ。
とにかく、この日本がそんなに急激に過激な方向に変わるわけないですよ。
むしろ何も変わらない(元の木阿弥)、ってことを心配した方がいいくらい、政治は遅々として進まない、もしくはかつての自民に戻るだけであろうなぁ、と。
せめて経済政策だけはしっかりやって!ってのが願いです。
とにかくまず、国を富ますことからですよ。「国益」ってやつですね。それを大事にしていただきたい。
戦争だの原発だの増税だの、国土と国民を蹂躙するものはことごとく国益に反しますからね。そういう方向に行かないよう、諦めずに次世代につながる真に美しい日本を目指してほしいです。


「政治を、諦めない!」というのはみんなの党のスローガンでもあります。
みん党の諦めなさはかなりのもんよ。
どれだけ国会で法案を提出してどれだけ潰されてるか…。弱小ゆえに、毎度毎度哀れなほどスルーされるんですが、それでも諦めずに法案を出し続けてますからね。法案提出率は全政党中ぶっちぎりのナンバーワンなんですから!
弱小だったら意見は通らない。確かにそれはそうです。それでも声を上げ続けることが大事。
政治家ならずとも、一般国民だってそうですよ。
賛同できかねる政策があるのなら、NO!という声を上げていくべきだし、政治に何か不満があるのなら、自分なりのやり方でいいから、政治に関わっていくことが大事なんじゃないでしょかね。
最低限選挙には行くべきだしね。
ただ単に、興味を持つってだけでも違います。きっと。
次の参院選まであと半年。
その間、この国がどう動くのか、期待して見守りたいと思います。
そして次回選挙までにはこの「票の格差」がぜひとも是正されますよう!切に願います。
選挙法さえ変われば、もっと議席が取れるんだけどなーー。頼みますよー。