今宵、星を数えて。

先日、大好きだったブログがまた1つ閉鎖されてしまいました。
コメントもほとんど入れたことがなくて、いつも読みっぱなしでしたが、とても好きだったし尊敬していたブログでした。
ブログ主さんがきちんとした方で、ブログを続けられない理由はしっかり説明されていました。そのお気持ちも痛いほどわかる切実なものだったので、こちらも自然な流れでお別れモードになることができました。
終わってしまうことは寂しいですが、こうして最後まできちんと始末をつけるところに、ブログ主さんらしいブログへの愛情や読者への気遣いが感じられてステキだなぁと感じ入りました。
更新されないまま長いこと放置…というのでないだけでも、ありがたいことです。
最近、放置ブログが頻発していますが、すごく気になるのでイヤなんですよね。あまりいい方向に想像が働かないもん。
単にツイッターに移動してるだけの人とかも多いんでしょうけど、私なんかは(他のSNSが好きじゃないので)ブログしか読みませんからね。もはやそういうブログ主はいないも同然なんですよ。
何ヶ月も放置してるのに、放置理由も所在も書けないようならブログはきっぱりとやめた方がいいんではないか?と思うわ。
放置ブログは放置されればされるほど負のイメージがつくので(ブログ主さんにもね)損だと思うんですよ。「どうしたんだろう?」と、気にするこっちの身にもなってください。全然見ず知らずのブロガーさんにだって、こっちは勝手に親近感感じてたりする(ヘタしたら心の支えにさえなってたりする)んですから、勝手にいなくなるのは罪深いのよ。自覚、ないでしょうけど。
まぁ、私もマメなブロガーじゃないんでえらそうなことは言えないけど(汗)。
大体の目安として、私が個人的に不安を覚える放置期間は1ヵ月ってとこかな。こういうのも人によって違うでしょうけど。気の長い人はもうちょっと長いかも知れんが。
とりあえず、他者に不安を覚えさせないために、最低でも月イチでの更新くらいはしましょう>ブロガーの皆さん。


閑話休題
そのブログ主さんが、最後のお別れのエントリでおススメしてくださったプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番が、それ以来ものすごく気に入ってしまって、毎日ヘビロテしています。
素晴らしいお餞別をいただいた、といったところですかね。
家のCDにもこの曲はあるし、初めて聴いたわけでもないんですが、まるで初めて聴いたかのように心に沁みました。
気持ちのこもったレビューが、こちらに聴く耳を授けてくれたのだと思います。
そういうことは、ままあるのです。


私は特に、2楽章がすっっっごく好き。
聴いていると涙がこぼれそうになりますよ。
胸が、キュンとなる…という表現が一番近いかな?
ブログ主さんが「星の降る音」と表現してましたが、まさにそうです。
夕暮れから宵闇にかけての星空のイメージ。
ふと空を見上げると、暗くなりかかった空に星がポツポツとまたたきはじめている。
眺めているとなんだか一日の疲れもふわ〜っとほどけてゆくような…夢見るようにきれいな夜空、です。
って、あー(汗)これじゃうまく伝わっていないよね。
とりあえず置いておくので聴いてみてください。
うっとり保証つきです。
秋の夜長、あなたがシアワセでありますように。。。


David Oistrakh - Prokofiev Violin Concerto Op. 63, no. 2 (2nd mvt.)