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ドゥダメル・ベスト「DISCOVERIES」



タイトルどおり、ドゥダメルの名演奏をちょこっとずつ集めたベストアルバムです。
交響曲の中の1楽章だけとかを集めたコンピレーションなので、一見簡易な感じですが、なんのなんの。
ほんのちょっと聴いただけでもグッと心をもっていかれる濃い曲が満載の豪華な作品集となってます。
どれもドゥダメルらしさの溢れた名曲揃いですし、これ一枚聴くだけでかなり彼のエッセンスに触れられるんじゃないでしょか。
ベストアルバムとしてはすごく優秀だと思います。
しかも、この限定版には「プロミス・オブ・ミュージック」のDVDも付いています。
ベネズエラの音楽教育システム(エル・システマ)と、そこから生まれたシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ(&それを指揮するドゥダメル)を取材したドキュメント・フィルムなのですが、これがまたグッとキます。(このドキュメントに関してはまた後日またあらためて書きます)


このCDのTVCM(タクトから光線びゅんびゅん!かっけーー!)があったので貼っときます。



アルバムの中で私が気に入ったベスト3は


1:ダンソン 第2番 (マルケス
2:歌劇≪サムソンとデリラ≫から バレエ、バッカナール(第3幕) (サンサーンス
3:交響曲 第3番 イ短調 作品56 ≪スコットランド≫から 第2楽章(メンデルスゾーン


ってとこですかね。
チャイコもショスタコブルックナーマーラーも良かったんですよ!すっっごく。
でも、あまり馴染みのないこれらの曲がとても新鮮だったのであえてチョイス。
何度も聴いてるうちに、最初の曲(ベトベンの「運命」)と最後の曲(バーンスタインの「マンボ」)だけとばして聴くようになりました(爆)
……飽きるんですよ、この2曲が。インパクトが強すぎるのかな?
他の曲は何度聴いても(今のところ)まったく飽きないんですけどねー。
マルケスの「ダンソン第2番」は、かなり好きです。そこだけ繰り返して聴いちゃうほど。
もろ南米の音楽で(マルケスはメキシコの作曲家)、クラシックの範疇に入れていいものなのかどうなのか、現代曲ってくくりなのかよくわからないのですが、一言でいうと曲のイメージは”ウォン・カーワイの映画”です(例えが大雑把ですが、まさに私にとってはそれなのです)。
自分の内側と外側に違った喧騒があるのを感じる音楽です。
その喧騒を遠巻きにしたり紛れたり呼応したりしているうちに、自分の中の閉じた世界が広がってゆく…みたいな感じ。
孤独であることの悦びというか、居心地のいい疎外感のようなものにうっとりしてくるのです。
…って、何を言ってるのかよくわからないよね(汗)。うまく言葉にできないなぁ。
私には言葉しかないのに、音楽はたやすく言葉を凌駕するからまいっちゃうね。
こっちはもはやデクノボウとなるしかない。
チューブに音源があるので貼っておきます。