編み本イロイロ


最近買った編み物の本をざっと載せておこうと思います。
このところ思うことあってやたら編み本を買ってしまいまして(汗)。
イヤ、その分、いろんなもの買わないようになったんですけど…
どうも、編み本と糸さんにはものすごい物欲が動くんですよ。欲しいと思ったら夢にまで出てくる。
とりあえず目当てのものを一通り入手して一段落したっぽいので(油断はなりませんがw)、今後の計画も含めてちょっとその内容をご紹介。


きょうの編み物


きょうの編みもの

きょうの編みもの


三國万里子さんの新刊。
見たことのないフェアアイルの編み方(首の開きを作るのに編地をばっさりとハサミで切るんです!)が載ってるので、つい購入。
こちら↓の作品ね。



フェアアイルなんておまえ編みゃしないだろうが」、と自分につっこみながらも(棒針編みで多色使いするなんて考えただけで気が遠くなるタイプ(汗))やはり気になるのですよ。
やったことない手法を見ると、やってみたくなる。
そういう好奇心には忠実でいたいです。
表紙の青いラグランもすごく可愛いですね。肩の落ち具合が絶妙。
手持ちに似た印象の糸があるので編んでみようかなぁーと考え中。


好きな模様で編む25ペア



三國さんの新刊とこちらの本は両方とも文化出版局のものですが、ここで出版してる編み本はどれもセンスがいいです。
他とは一線を画するオシャレ度の高さ。
だからどうしても新刊出ると買っちゃう。
こちらは気鋭のデザイナーさんたちが、それぞれの個性を生かしてペア物(ベストと帽子とかセーターとマフラーとか…2点がお揃いのものね)を提案してる作品集です。
見てるだけでも楽しい!
モードな感じでまとまってて、でも技術的に難しくはなくて。
ペア物が持つ見せ方の楽しさも新しく、夢が広がる一冊です。
中でもトキメキが大きかったのは村松啓市さんのこの作品↓



ゴッタリした図太いモチーフがめちゃめちゃオシャレ。
色合いがいいね。モチーフつなぎは色彩センスがモノを言うなぁ。


それと、こちらの伊藤浩史さんの作品↓



内側の花弁をモヘアにすると、こーんなに可愛いのねー。
めっちゃ編み難そうだけど(汗)素材の質感が生きててステキ。


北欧柄のはおりもの



文化出版局の編み本の次にセンスがいいなと思うのは、朝日新聞出版のアップルミンツシリーズ。
モチーフやエジングのデザイン集に可愛いのが多いのです。
ちょっと乙女過ぎるきらいはあるけれど(汗)。
新刊のこちらもめちゃくちゃ可愛かった。
「カギ針でアラン模様を編む」手法を取り入れた作品集は今までにもあったけど、ここまで可愛いデザインのものは初めてです。
かぎ針の編み込みやアランはどうしても編み目がキレイに見えないし、編地が硬くなりそう…と思って今まで敬遠してたのですが、このデザインならイケそう。試してみたい、という気持ちになりました。
一番気にいったのはこちらのベスト。可愛い!編みたいーー。



NORO(野呂英作・自然の世界)のレシピ本2冊



以前買ったNOROの糸をどうにかモノにしたいと思って、参考に購入。
NOROの糸さんはNOROのレシピでないと、どうにもしっくりこない。特殊性の高い糸さんだから。
専属のデザイナーさんが、あの個性的な糸さんのことを知り尽くし考えつくしてデザインしたものはやはり他では代用がきかない確実なものです。
こんな感じのポンチョを編んでみようかなーと思ってます。



ROWANのレシピ本2冊



インテリア小物のデザイン本と、ウェアの本。
ローワンの糸さんはどれもお高いので、指定糸で作るのは無理目なんですけど(哀)デザインを見てるだけでも嬉しくなります。
イギリスっぽい上品でモードな作品がいっぱい。
ちょっとオバサン臭くなりそうなギリギリのところで踏みとどまってエレガントに見せてる感じがイイね。
これ↓編み込み組み合わせた刺繍がステキ!



ね、ヘタすっとオバチャンが着そうでしょw
でもビミョーに違うんだ。
インテリアの方もかぎ針の王道、って感じの作品ばかりで(長編みで円形にぐるぐる編んだクッションカバーとかw)実に昭和っぽいんだけど、なぜだかちゃんとイギリス風なのだからすごい。
こちら↓は彩りが斬新なカギ針作品。
編みたいーーと悶絶しちゃうのはこういう作品。



毛糸ピエロさんのレシピ本「ニットアンジェ」2011年秋冬号



昨日、買った糸さんと一緒に最新号が届きました。
可愛くて編みたくなる作品が、いつもより多いです♪
この表紙のカーディガンが中でも一番気に入りました。
色もすごく好き。
たぶん編みます、これ。指定糸さんもリーズナブルだし!