永遠に”オシャレで可愛いお姉さん”


スーちゃんの逝去でキャンディーズの映像がTVでよく流れてます。
どれもこれも懐かしい!
あまりの懐かしさにチューブで何時間も昔の映像を漁ってしまいました。
やっぱり「年下の男の子」が一番好きだなーーとか(それも、レコード録音版ではなくて、ステージでの生演奏が最高なの!しびれます。今聞くとこれはブルーグラスミュージックなんだよねぇ。だもん好きだわー。)
「夏が来た」は出た当時ものすごーく気に入ってて、独りになるといつも歌ってたなぁーとか、「危ない土曜日」がオトナっぽくてドキドキしたなぁとか…
昔を思い出し始めるともう、きりがないですね。


キャンディーズは平和の時代の象徴みたいなイメージで、私の心の中にあります。
のどかで楽しくて温かい子ども時代に、彼女たちは可愛くて面白くてオシャレなお姉さんとしてブラウン管の向こうにいた。
ファン層の中心も私より少し上の世代でね(私は当時まだ小学校低学年ですから)。
友達のお兄さんが「全キャン連」に所属してるほどのファンで、追っかけ(?)の時の衣装なんかも見せてもらったことがあった。
その友達が10代の若さで亡くなってしまった時に、キャンディーズの匂いがする時代も私の中からすっかり消えてしまったような気がします。
キャンディーズがいた時代といなくなった時代は私の中で明確に線引きされる。
それがちょうど私の子ども時代と青春時代の変わり目だったからでしょうね。


私はとうとう憧れのお姉さんたちみたいになれなかった。
私が彼女たちの年齢になった頃は、もう時代がまるきり違ってた。
だからなおさら、キャンディーズは懐かしいのね。同時代にありながら、追いつけなかったから。追いつけないまま見失った美しい残像は、いつまでも心に残り、輝きを増してゆくんですよ。
キャンディーズを見ていると、のんびりとして平和で楽しかったことしか思い出さない。本当に曇りなく明るい。
それってすごいことですよ。
ご本人たちは大変だったかもしれないけれど、時代に恵まれ人に恵まれ愛された、幸せなアイドルだったのだとしみじみ思います。
チューブに寄せられたファンの方たちのコメントを読んでいると、涙が溢れてきます。キャンディーズにめぐり合えたファンの幸せが心に沁みます。


チューブでキャンディーズのいろんな曲を聴いていたらヒット曲ではない中にもステキな曲がたくさんあることに驚きました。
中でもすごく気に入った曲があって、昨夜から何度も繰り返し聴いてます。
「あなたのイエスタディ」って曲。メインで歌ってるのはミキちゃんかな?
ドフォークなんですけど、ドフォーク好きな私にはたまらない名曲。こういう曲が普通に流れていた時代って、やっぱりいいな。
センチメンタル度満点です。ホント好きだわ〜これ。載せとく。