6日目


茨城震源地の揺れが数回あり。震度3くらい。
緊急地震速報にも慣れてきて、全然慌てなくなりました。
昼間、コンビニに行ってみました。棚はカラッポ。
パン、お弁当、カップ麺はないとわかっていたけれど、スナック菓子でもあれば、と思って行ったらそんなものも在庫ゼロでした。あるのはジュース類とガム・キャンディの類だけ。
買い占められて無くなってるというよりも、物流が動かないのでモノが届かない、という感じです。届かないから買占めが起こるのだろうし、堂々巡りですね。
ちょっと足を伸ばして行ったスーパーマーケットにはわりといろいろ置いてありましたが、それでも米やレトルト食品、缶詰まで売り切れ。
旦那が郊外のスーパー(ジャパンミート)で買い物をしてきてくれました。そこは品揃え豊富だったそうです。お菓子とパスタとお餅を買ってきてもらいました。併設のジョイフルには電池や懐中電灯もありました。停電時の備えに、カセットコンロも入手しました。
物資は、無いところには無いけれどあるところにはあるんですよね。
どこにもないのはガソリンだけ?あ、水も無いみたいね。ジュースやお茶はどこにでもあるけれど。
水に関しては我が家は通常からミネラルウォーターを200リットルくらいの勢いで備蓄しているので、これだけは心配なしです。
輪番停電は回ってきませんでした。
が、すぐご近所は停電だったそうです。どこからどこまで停電になるのか、ようわからん。
要するにいつかは停電になるのでしょう。で、3時間くらいで復活する、と。そう思ってのんびり構えてたほうがいいみたい。
夕飯は旦那がお寿司屋さんで持ち帰りを買ってきてくれました。
外食関係はどこも頑張ってるようです。地震のあった翌日は、無料での炊き出しをやっていたという店も多くあると聞きました。
被災地ではないけれど、停電していたり物資不足で料理できない人が多かったから助かりますね。宣伝にもなるしね。


それにしても、物流が滞ってるってのは悲しいことです。
「道はどこまでもつながっていて、昼夜を通して淀みなくモノが運ばれてゆく」…というイメージが、私はすごく好きなのです。
深夜でも早朝でも、物流は動いてる。
それを想像すると、ホッとするの。
モノが動かない、届かないという今のこの状態は考えただけで息苦しくなる。
道は国の血管で、トラックは酸素を運ぶ赤血球なのです。
一日中それが滞りなく動いていることが健康の証ですし、これが止まってしまったら、世界は途端に病んでしまう。
どうか早くいつものような状態に戻りますように…


被災地の避難所はほんとに苦しそうで、手助けができないのにTV画面を通して助けを求める声だけを聞くのが辛いです。
そんなときにも「はねとび」とかやってるんで驚いた。
苦しいときには笑いを、ともいうけれど…まだ早すぎない?
しかもコレ見てるのって災害とは関係ない人たちでしょ。
家族を失ったり、行方がわからなかったりしてとうてい笑えない人が同じ国にたくさんいるのに……
痛みを分かち合う時間は1週間にも満たないのか、と思うとなんだかなーと思うね。せめて10日くらいは寄り添う気持ちがあってもいいんじゃなかろうか。(これって期間の長さの問題じゃないですけどね…私の中で「早いな」と思ったってだけで)
普段の生活を営んでる人たちからすれば、いつまでも暗い気持ちにさせられるのはイヤだろうけど、被災者でもない側がそういうこと言うのはなんだかモニョる。


TVでは今日も枝ちゃん(官房長官)が不休で頑張ってる姿が。
すっかり応援モードです。枝ちゃんはわが町の出身なのよ。高校時代に弁論大会で連続優勝したというだけあって、会見はわかりやすく的確です。
あの政党も総理もまったく支持していないけど、枝ちゃんにはしっかり頑張って欲しいなぁ。


こんな混乱してる時にも、台湾から阿嶽の新譜が届きました。
感想はあとで、もうちょっと落ち着いたら書きます。
でもろくな感想はないな(爆)