忙中閑話


あっという間に1週間。時間に追われてるのってヤだなぁ。半歩先にいて時間が来るのを待つような生き方はできないものか?
10月はこまごまとした雑事の予定がたくさんあって、バタバタしています。
いろんな場面でスマートに対応できず、いちいち感情があっちいったりこっちいったりするので、なかなか気が休まりません。
余分なことをグダグダ考えたくない時、気持ちをフラットな状態に戻すのに編み物は有効なリセッターなのですが、調子が出てきたところでやめなきゃならないというのがまたツライ。ずーっと好きなだけ編んでいられたらいいのになぁ。
昔、何かの映画で、引きこもった(もしくは幽閉された?)女の子が月明かりの見える窓がある部屋で、延々と編み物だけをし続けて、長い長いベッドカバーみたいなものを作って、それが部屋中にのたくる中で、それでもひたすら延々と編み物をし続ける・・・みたいなのがあった。
なんかもう、ギュッと心を鷲摑みにされたシーンでした。憧れた。この女の子は廃人レベルなんだけどもw、どこかウットリと羨ましかったなぁ。
あー、何の映画だったかが思い出せない・・・もう一度観てみたいのに(でも、B級邦画だったような記憶もある・・・)。


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しなくちゃならないことまですっ飛ばして編み針を手にとってしまう状態なので、本を読む時間はなかなかとれないのですが、こんなときに限って大好きな作家の新作が出たりします。
待ち望んでいたこの2冊を買いました。

オラクル・ナイト

オラクル・ナイト

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法


オースターの新作はたぶん、しばらくは読まないで飾っておくでしょう。心から逢いたかった唯一の友達のような本ですので逢瀬を大事にしたいの。
もったいなくてゆーっくり読みたいから精神的な余裕ができるまで保留(というと、年末になっちゃうかも(汗))。
橘さんのは寝る前に少しずつ読んでます。
相変わらず悲観的なところから出発してますが、もやもや感じていた事象をわかりやすく分析してあらたな考え方を提示してくれるので面白いです。
軽く読めるのに深いところを突いているので、すごく勉強になる。自分、これでいいのか?と思いがちな人にはおススメよ。
あと楽しみなのは、縦貫線のツアー写真集が届くことですね!
これはもー考えると動悸がするくらい楽しみ。ワックワクゥ〜♪こんな楽しみにしてて内容がショボかったらどうしよう・・・
てなこといいつつも、阿嶽のファンサイトをリニューアルする計画は早くも頓挫中です(汗)。いずれおいおいと。年明けにでも・・・いや、春までにはできるかな(ひー無計画。もう何年もこれだ)。
情熱あれども時間と中文読解能力とビルダー操作能力が著しく欠乏してるということにいまさらながら茫然としております。


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ボクちゃんの幼稚園最後の運動会が先週末終わりました。
ラストプログラムの親子ダンスはお嬢が在園していた頃から変わらずに「時計を止めて」というものです。
ここでいつもせつなくて涙ぐんでしまうのだけど、今年はひときわです。だってもうこれを踊るのも最後だもんね・・・
ちいさな子どもがいる日々は珠玉。ずーっと永遠にこのままでいたいけれど、時間はあっという間に過ぎていってしまう。
感無量(。´Д⊂)うぅ・・・。