捨てるそばからまた増やしてるわけですが(汗)。
私が欠かさず買ってる雑誌の一つ「ミステリマガジン」(もう一つは「毛糸だま」ですよ)の今月号の特集が、なんと”片岡義男”なのですよ。
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: 雑誌
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嬉しい〜(*^-^*)
先日の蔵書大処分の際も、中学生の頃から集めていた片岡義男の文庫たちはどうしても捨てられませんでしたからね。もうボロボロでヤケがひどくて文字もよく読めないのに。
今は本屋にならんでいないあの赤い背表紙のタイトルを読むだけでも心トキメきます。
片岡さんは私の思春期にいろんなことを教えてくれた先生でした。圧倒的なインテリジェンス。書かれたエッセイは「知」の宝庫だった。
私に翻訳文学の面白さを教えてくれた人。アメリカの青い空や、どこまでも続く道を教えてくれた人。世の中はまだ見ぬ楽しいことに満ちているのだと教えてくれた人。
でも、ここ何年か、その存在を忘れていました。
久しぶりに文章を読みました。独特の乾いた風が吹いてるような飄々とした文体は変わらずステキです。
大好きだった頃から、今に至るまでの十数年間に読んでいない本もたくさんあります。それを読みたくなりました。