オープンキャンパス

オープンキャンパスを2校訪れてレポートを提出すること」というお嬢の夏休み課題をこなすため、家族揃って車で東京に行ってきました。
旦那の母校と私の母校のオープンキャンパス開催日がたまたま同じだったのでね、丁度いいやってことで。
私は卒業して以来の母校再訪となりました。



まずは早稲田。
大隈講堂は最近どうも小奇麗になったような気がしていましたが、4年ほど前に外壁の総張替えをしたそうです。どうりで。
私はここの学生じゃなかったんだけどもこの講堂がガッツリ見える下宿に住んでいたことがありますので、やはり見るたび懐かしいです。(その頃のことを書いた記事は以下)

www.freakyflower.com

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早稲田はいつだって受験生に大人気。オープンキャンパスの人出もスゴイです。
開門前から並んでいた大勢の人たちが、開門と同時になぜかダッシュ。バーゲン会場か!
私らは入り口でパンフレットと説明書をもらってすぐUターン。
通り向こうにある文学部の戸山校舎へと移動しました。



文学部の大隈さんは胸像なのね。



早稲田の構内にはところどころに中国風だったりアフリカ風だったりと、ちょっと異質な雰囲気の像が立ってます。
こちらは大隈庭園に佇む中国風の像(あとで調べてみたら、中国政府から贈られた孔子像だそうです)。



お昼は学生食堂の大隈ガーデンで。
めちゃくちゃ混んでました。
昔の生協食堂と違って明るくて広いのですがメシマズなのは相変わらず、といった感じ(爆)
てか、お値段が高いですよ。学食なのに〜。



さてお次は法政。
どこかさんとは大違いで、当時から学食が安くて美味しかったわが母校っす(とりあえずそこが一番の自慢ポイントだった)。
ここに来るのは卒業以来なので、ちょっとドキドキ。
こちらもオープンキャンパスは大盛況でした。若い高校生たちの熱気がいっぱいでなんだか嬉しい(*^-^*)
でも、キャンパスの様子が「ここどこ?!」ってなくらい、在学当時と変わっちゃっててビックリ!



なんといってもこのボアソナード・タワーですよ。威容に圧倒されます。
敷地が狭いからタワー作っちゃうのも無理はないけど、ビジュアル激変っすよねぇ。
かつては学生運動の拠点だった(私の所属してた音楽サークルの部室もここにあった)「学館」が無い、ってのも衝撃です。
撤去された跡地には外堀校舎なるものが建っていました。白くてきれいな近代的な建物の中にはなんとセブンイレブンまで入っております。
隔世の感あり!
でも、構内には変わってない場所もまだまだありました。



ここを入ったところが「ラウンジ」と呼んでいた場所。
ここは昔と変わっていませんでした。よくイベントサークルの仲間たちとたむろしていた所です。サークルごとにテーブルが決まってたんですよ。部室の無い弱小サークルの居場所だったのです。すでにテーブルはありませんでしたが、雰囲気は変わらずでした。
思えば、ラウンジ、図書館、学館という三角移動で学生生活のほとんどをすごしていたような気がします。
ラウンジと図書館は変わらないのに、やはり学館が無いのが寂しいな。
学館のスロープから見上げる空の感じや、学館喫茶のナポリタンスパゲティが大好きだったなぁ…なんてことを、20年ぶりにフッと思い出したりなんかしました。
記憶の中にしかない場所になってしまった。それもセンチメンタルで悪くないけどね。
55年館のホールも変わっていませんでした。ホール奥のトイレは、昔のまま古くて狭い(そこをまず変えるべきだろう、ってトコだけどねぇ)。
つきあたりの壁に飾られている文字にジーンとキちゃった。
”学而不思則罔” (学びて思わざれば則ちくらし)。
当時気に入って、ノートの表紙に書いていた論語の言葉です。



帰りに文明堂オリジナルの法政カステラを買いました。
オレンジ風味だそうで。あくまでも学校カラーの”オレンジ”にこだわるところがいじらしいです。
私もこの学校カラー(別名、FEDEXカラー!)は大好きです(*^-^*)
ミネラル・ウォーターはオープンキャンパス参加者全員に無料配布されていたものです。
サービスいいじゃん、さすがだね!なんて思っちゃった。やはり母校は愛しいナ。


オープンキャンパスを見終えてから、新宿に出て高島屋で買い物をして帰りました。
お嬢の憧れの、タカノ・フルーツパーラーで一休み。
桃のデザートセットの可愛いこと。