思い出深いアルバムの話など


阿嶽のネタじゃないけど、縦貫線関連なのでこのカテゴリで。
縦貫線の上海公演でジョナサンが、「ヤモメはつらいんだよ〜」のくだりで歌った歌が「寂寞難耐」だったという記事を読んで、急に懐かしさがこみ上げてきました。
私が生まれて初めて買った中華のCD(つまり中華迷になって最初に買った中華POPSのCD)は「金枝玉葉2」の映画のサントラです。1996年のこと。*1
このアルバムはまさに擦り切れるほど(という比喩をつかいたくなるほど)、当時ヘビロテして聴いていました。いい曲ばかりでね。
ジョナサンの「寂寞難耐」はそこに収録されてた曲です。
エミールの「愛相随」も入ってた(これも縦貫線のコンサートで歌う曲です)。それと、ターシー・スーの「被動」。これはいまだに好きな中華POPSベストテンを選べといわれれば上位に入るほど好きな曲(ちなみに作曲はウーバイ兄さん)。その他にも、陳昇の「Summer」、アレックス・トーの「天真」、そしてレスリーの「追」など、今でも大好きな、せつなさに胸が苦しくなるような曲が、このアルバムには詰まっています。
今でもこれらの曲を聞くと、初めて知る世界に夢中になっていた時のあのトキメキが甦ります。


そのCDを買ったのは、家族旅行で行ったハワイ(ホノルル)のチャイナタウンでした。
駄菓子屋のような小さな明星ショップでね・・・店内に一歩踏み入ると、中華明星の生写真やカセットテープ、雑誌やグッズなどが見たこともない密度でこれでもかと並んでた。レスリーやユンファがデビューしたての頃の古い雑誌や生写真などもたくさん!当時からしても総じて古いものが多く置いてあったように思います。
この手の店があることさえ知らなかった私は、信じられないくらい興奮しましたよ。
うわああどうしようー*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・・・こんなにお宝が!!と。頭がボーっとなってアワアワしっぱなしw


薄暗い店の小さな窓から、ハワイの青い空が見えていたのを夢のように憶えています。
どこからか香ってくるジャスミンの花の匂い。
帰りに飲んだベトナムコーヒーの美味しかったことも!
思い出すだけで幸せな気分になるあの小さなお店。
今度またハワイに行く機会があったら、もう一度あそこに行ってみたいけど、韓流ショップになんかなってたらショックだなぁ。たとえ中華ショップのままでも、今の流行は何も知らないから淋しいに違いないな。
あのときの私が、あのお店と出合ったこと。そこに意味があるんですよね。
レスリーやユンファがアイドルだった頃の古い商品ばかり置いてあるお店なんて、もはやありえないもんね。そんな店はもうきっと地球上のどこにもない。それを見てあれだけ喜べる私ももういない。記憶の中にしかない。
みんな夢の中。


あの時買ったカセット(レスリーの告別楽壇演唱会と、精選集だったな確か)は明らかに個人が「カセットデッキカセットデッキを向かい合わせて録音した」インチキ商品だったけれど、それでも、そういうユルささえも、中華迷になったばかりの私にはたまらなくイトオシかったものでした。


ああ、ついつい思い出話をしてしまった(トシとってきてる証拠か?^^;;)。
こちら ↓ ジョナサンの「寂寞難耐」。エミールも出てる。その他スターもろもろも。



揺るぎなき名曲、ターシーの「被動」も貼っておきます。
今思えば私、最初から(香港ではなくて)台湾のPOPSが好きだったんですよね。最初はそんなのなにもわからなくて「中華」でひとくくりだったけれども。




*1:私が中華迷になったのは、偶然レンタルビデオで借りた「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」でレスリー・チャンに夢中になったのがきっかけです。レスリーを好きだった期間はほんのわずかで、すぐにトニー・レオンに転んじゃったのだけれど、そのわずかなレスリー迷時代に、ジャケ写カードが目的で買ったのがこのアルバムだったと言うわけ。