2009年を振り返って

今年も残すところあと1日となりました。
毎年言ってますが、1年ってあっという間ですね。今年は特にそうでした。ほんとにもう自分に全力でツッコミたいほど、なにもできない1年でしたよ、どうしましょうぅぅ。
病気もせず嫌なこともツライこともなく楽しく平和な時間を存分に与えられているにも関わらず、ぬるま湯の中で胡坐をかき、何の努力も向上もせず、ダラダラぬくぬくへらへらと過ごしたなんて、申し訳ないやら情けないやら不甲斐ないやらでもうショボショボです。
思えば毎年こんな感じです。でもこれでいいと思ってるわけではもちろんなくて、いつだってヤバイと思って冷や汗をかいているんですよ。その汗の量も年をおうごとに増えております。すでに誤魔化すのも限界の域です。このままではいかんがな(汗)。
毎年年頭には壮大な目標を掲げ、年末にはそんなことは何もなかったようにまるで進歩せずに終わる、というのの繰り返し。こんなことはマジでもうやめないと!このままでは本当にただのオバサンになってしまう!!←すでにオバサンじゃんか、というツッコミは今はしないでいただきたい(`・ω・´)
不甲斐ない自分をグズグズ振り返っていてもしょーもないので、エンタメに関しての2009年を振り返ってみます。


今年のハマリものはなんといってもドリーでしたね。
ブログを読み返してみても、その痕跡はまったくありませんが(爆)、私の胸の内にしっかりとあの日々は記憶されておりますよ。
お嬢と二人で同じアイドルに盛り上がった楽しい時間でした。親子で同じものにハマったのは初めてですが、ホント楽しかった。
出演するTV番組は全部観たし、追っかけもしたし、ネットチェックも欠かさずやったし、DVDも雑誌も買った。今年一年で700本以上の番組に出たドリーを全部見たんですからすごいでしょ。(しかもお嬢は受験生だよ(汗)←それでもこのヒト、学年で5番以下に落ちたことない優等生なんですけどね。「ドリーのせいで成績落ちた」と言われるのが悔しくて頑張ってるってのもあるんだろうな(^^;;))
でも、私はもはや情熱はどこへやら、今はすごくフラットな気持ちで二人を応援しています。最近はちょっとカスガーです。来年はピンクベストに隠されていたカスガさんの魅力がもっと世間に気づかれるようになると思うなぁ。めちゃカッコイイ人なんだもんね。


それから、これもブログには書いていないのですが、今年はミステリ回帰年でした。かつて私はミステリマニアだったんですが、お嬢が生まれた頃(28歳の時)から、殺人を扱っている小説が読めなくなってしまったのです。あんなに大好きだったミステリが、「本能的拒絶」みたいな感じで、以前みたいに楽しく読めなくなっちゃって遠ざかってしまいました。
ボチボチと好きな作家の新作くらいは読むようにしていましたが、かつてのマニアな勢いとは程遠かった。
それが、今年になってかつてのミステリ熱が少し戻ってきました。15年ぶりに、ハヤカワの「ミステリマガジン」を毎月欠かさず買ったからね。
新しい作家にも出会えました。面白かったのは、ジョン・ハート(「川は静かに流れ」)、R・D・ウィングフィールド(「クリスマスのフロスト」)、クリス・イーワン(「腕利き泥棒のためのアムステルダム・ガイド」)、ギルバート・アデア(「閉じた本」)、カーリン・アルヴテーゲン(「影」「喪失」「恥辱」「裏切り」「罪」)あたりかな。カーリン・アルヴテーゲンは衝撃の域でした!
日本では柳広司(「ダブル・ジョーカー」)。
古い作家のも再読しました。ペリー・メイスンのシリーズで読んでないものとか、ポーやドイルやクリスティを数冊読み返したり。
村上春樹の例の話題の本は読んでいませんが、チャンドラー「ロング・グッドバイ」の新訳は読みました。もともと春樹モノは本人の書いた小説より翻訳したものの方が好きです。
ミステリじゃないけど春樹訳では、文庫化されたティム・オブライエンの「世界のすべての七月」も読みました。こーれはすっごく良かったです。これと、オースターの「幻影の書」、カーリン・アルヴテーゲンの「喪失」が今年読んだ中でのベスト3ですかね。


コンサートは、全部ブログに書いてあるのでわかりやすいですね(やっぱブログは自分のためにもいろいろ細かく記録しといた方がいいなぁ)。
年間12回、ちょうど1ヶ月に1回の割合でコンサートに行った計算になります。
うーん、月イチかぁ。田舎住まいの身としてはこんな感じですね。あまりリキ入れてなかったせいもあるので少ないです。
東京まで出向いたコンサートはキーさんのリサイタルとラ・フォル・ジュルネだけ。あとは全部地元公演です。
来年はもうちょっとたくさん聴きに行きたいですね。クラのコンサートは生で聴くに限るので(クラ以外は生って嫌いなんですけどね。精神的に、置いてけぼりになるから)。
来年はボロジャの来日があるので、それが楽しみです。あと絶対に行きたいのは、チェロの宮田大くんのリサイタル、ヒラリー・ハーンの来日公演、それと金聖響(できればチャイコフスキーマーラーかガーシュゥインで!)ですね。
最近、寝る前に必ず張震嶽を聴くようになりましたが、基本的に聴く音楽のほとんどはクラシックです。最近は、チャイコフスキーガーシュウィンが特に好き。


映画は、ろくに観てないっすね。劇場で観たのは8本です。てか、なによりDVD借りて観る、って行為をほとんどしなかったのにビックリ。他にいろいろやることあって、映画を観る余裕はあまりなかったな。
ハリーポッターがやっと公開になったのが嬉しかったです!もう、今年はそれだけ。ポタ熱はコンスタントに続いております。普段は考えませんが、いったんスイッチ入るとその世界に入っていける。来年も公開があるので楽しみです。
それと、新たな収穫は田中圭くんにハマったことだね。おもいっきり若い子ですが、圭くんの演技は「物語力」があって大好き。圭くんの出演映画をいろいろ観ましたね。中には駄作も多々あり。さらに応援したいモードが高まりました。いい俳優さんにはいい作品に出て欲しいですからね。
それと、またプチ一輝ブームで未見のものを拾って観たな。一輝と圭くんは私が邦画やTVドラマを見るきっかけとなってくれるヒトです。二大お気に入り俳優さん。これからも大事にしたい二人です。
とかなんとかいいつつ、「天地人」は一輝が出ているにも関わらず途中で挫折(汗)。年末になって「坂の上の雲」にハマりましたが、これももう終わってしまってあとは1年後だし。なんだかなぁ。せっかく広瀬大尉に惚れこんでいたのにオアヅケ食っちゃいましたよ。
TVはお笑い番組ばかりを見ていました。「レッドシアター」「お試しかっ」が特に好きです。
そうそう。大好きだった「おもいっきりDON!」がリニューアルしてゼロスタから秀ちゃんが消え、「DON」は「PON」となり、なんと!崇拝する尼崎さん(プロデューサーね)が担当を降りるという想定外の事態になったのがショックでした(涙)。どうしてーー。どこいっちゃったの尼崎さーーん(涙)。
こうして私の愛して止まなかった「ラジかる」の名残りは完全に消えてしまったのです。残念。もはや日テレ株主でいる意味も失いつつある今日この頃。時代は流れてゆくってことですね。この終焉劇は、かつて「ムー一族」が終わった時の寂寥感にも似てました。


でもって年末になって阿嶽ラブ!が復活ですよ。←これは大きかったなぁ。
復活、っていうと違うかな。だってずーーっと大好きだったわけですからね。でもその「好き」の質がちょっと変わった。これって目からウロコ状態で、わりと私にとっては衝撃だったんですよ。どこがどう今までと違うのかわかってもらうのは難しいと思いますが(^^;;)。
要するに阿嶽は私にとっての役満だったんですわ。「国士無双」だねw同じ上がりでもリーヅモドライチとはわけが違うってことに気づいたのでした。←意味不明
とりあえず、来年は阿嶽をガシガシ追いかけます(ネット上で)。サイトもリニューアルしたいな。


以上、2009年、私のエンタメ総括でした。
眠気と酒でボーッとしながら書いてるので、漏れや間違いがあるかも。
明日は大晦日