タナカケイズム:ドラマ2本

私の頭の中の消しゴム アナザーレター


GYAOの連続ドラマ。30分×6回。
日本のドラマ→韓国映画→日本のドラマと何度もリメイクされたものと同じく「若年性アルツハイマー」を患う女性とその恋人の話…ではあるのですが、このドラマではその女性の幼馴染でもあり元彼でもある男が絡んできます。
新しい記憶から失ってゆくという病状の進行の中で、彼女は「運命の人」とまで信じ、愛している現在の彼を忘れることがある。
そんな時は必ず、元彼と恋人だった2年前の記憶に戻っている。病気のせいだとはわかっていても、彼らは感情を揺さぶられ続ける。
彼女はどちらと一緒にいるほうがシアワセなのか?彼女は本当はどっちを愛しているのか?最後まで彼女の記憶に残れるのは、どっちか?
彼女のことを愛する二人の男性の葛藤が見どころです。
忘れてゆく彼女を香椎由宇、現在の彼を袴田吉彦、元彼を田中圭くんが演じてます。


短い時間の連ドラだからか、さくさく話が進んでいきます。話の展開はわかっているはずなんだけれど、次はどうなる?ってのが楽しみで、最後まで飽きずに見ることができました。
あのねー実はこれ、なんとなく圭くんが主役なんですよ。
そのせいかめちゃめちゃ出番が多いし、見どころがたくさんあるのダ!
いろんな表情も見られる。多様な感情表現も見られる。
あ、だから飽きなかったのかも(^^;;)。ドラマの内容云々よりも、あまりにもタナカケイワールドだったから。話の内容はキツイけど、また見たいなぁと思えるシーン(てか、圭くん)がたくさん。
そんなわけで、大満足のドラマでした。



研修医の役でした。
緩和ケア病棟にいて、日々自分の無力に打ちひしがれてる。



圭くんの眼は左側だけが二重で。
右から見るとシャープで強い印象、左から見ると丸くて優しい印象の顔をしてるんですよ。
一粒で二度美味しい!の。複雑な表情を作れるのはこのせいもあるのかなぁとか。
このドラマの撮影時、ビジュアルがとっても可愛い。ちょっとぽっちゃりしてて。
圭くんはやせ細ってるときよりちょっと太目のときの方がいい。


■恋ウタどらまスペシャル「ミカヅキ


昨夜の深夜に放送されたTBSの1時間TVドラマ。
成海璃子ちゃんとの共演。
音大進学を諦めようとしている高校生(璃子ちゃん)と、アメリカの大学に留学している建築家希望の年上の青年(圭くん)は、遠距離恋愛中。
一年に一度だけ同じ場所で会う約束をしている。今年はその3年目。彼はいつものようにやってきたけれど…
という話なんですがね。


…。


えっとー…。


かなりキツかったです。
すごくつまらなかった。
あ、だから深夜放送なのか。
圭くんと璃子ちゃん主演なのに、なんで深夜?って不思議だったんだけど、こういうことね。
ゴールデンじゃ放送できないわな。


恋をしているとは思えない二人。
わがままで子どもで怒りっぽくて自分の事しか考えてない女の子。
まったく魅力のない会話。
何が楽しくてこの男の子はこの女の子と一緒にいるんだろう?
「好き好き好き好き」とか、言葉はいくらでも。でも、好きあっている者同士の甘い空気はそこにない。
この脚本書いた人は、ちゃんと恋ができているのだろうか?って、ちょっと心配だったり。
圭くん、いつもより偏差値10くらい下がってる感じだった。年齢も10くらい下がってる気がする。
それでも二人は同級生に見えるわけでもなし。距離感はずっと「雇われて3日目の家庭教師と生徒」みたいな感じ。
しかもビジュアル的にもなんだか。
あー。髪形が変なのか。あと妙に痩せてる。疲れてるように見える。これも役作り?←いわゆる幽霊でしたから
でも、基本的にダメなのはそういうところじゃない。最初から、何かが決定的に足りない。制作側の情熱みたいなもの、かも。
アタシはしみじみ思いましたよ。
ダメな作品は俳優を殺すんだな、と。
悔しいなぁ、と。
初めてそんなことを思いました。


圭くん、山あり谷ありだなぁ(しみじみ)。
アタシはこれ見て本気で、圭くんにはいい役が廻ってくる役者さんになってほしいと願いましたよ。
演技上手いのにこんな使い方されるのって、なんだかなぁ。
こういうの(役のオファーとか)本人にはどうにもしようがないし。
仕事に優劣無いですよ、とか圭くんは言いそうだけど、やっぱり優劣は、あるよ。
大河ドラマみたいなところに出てる圭くん、見たいなぁ。
今度の大河、出してくんないかな。
今フト、圭くんが幕末に生きてる姿が見たくなった。
新撰組とか海援隊とかの集団にいる若手筆頭、みたいなの。似合うだろうなぁ袴姿が。
きっと誰よりも上手くやるのにな。←ファンの欲目暴走中。
あーめちゃくちゃ見たい!悶絶。
脳内妄想して寝るか。