「bird call」

この作品の井上監督は映画にアーティストの楽曲をつけて売る、という「プロモーションシネマ」なる世界の人らしい。
そのせいなのかよくわかりませんが、この映画は長大なPVもどきです。
まぁ、つねづね私が「それ、映画とちゃうやろ!」言ってるタイプの作品です。はい。
延々と、延々と、延々と、音楽が流れて風景が写って人物の顔がアップになって、「あ…」という意味不明のセリフを吐く。そしてそれがまたリピートされてく。
もはや何もいうことは無し。レビューは割愛。
とりあえず、田中圭くんを観た。というだけ。
またもや自転車青年でした。



圭くんは自分でも「意外と下積みしてる」とか「どんだけコツコツだ?という感じ」とか言ってるほど、ショボイ作品でも、ちょい役でも、なんでもやってきた人で、ちょっとした叩きあげなんですよね。
多作だけどそれこそ作品を選ばずに出演してるなぁってのを感じる。だからこういう仕事もそりゃ、あるね。
でも、この経験すべてが明日の圭くんを作るのだから。
そう思えば駄作もまた貴重な糧の一つであることよ(ホントかよ)。