「東京大学物語」

東京大学物語 [DVD]

東京大学物語 [DVD]

  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: DVD


原作者の江川センセイが自らメガホンとって作った映画です。
圭くんは主演してます(初主演作)。
原作は、かつて連載時に毎回読んでいて好きな漫画でした。といっても、最初の方だけ(受験が終わる頃までね)ですけど。
周りからは「よくそんなどうしょもないマンガ読んでるね」と言われましたよ。
まぁ、あれだね…ぶっちゃけエロ本ですからね、これ。
妄想とエロと変態のオンパレードですもん。しかもあのヲタ的な画風だ。
私はエロ目的というよりは当時はちょっとした学歴厨というか、受験厨だったのでツボったのですが。


そんな過激な漫画の実写版で主演する圭くんってどうなの?
しかも相手役はグラドルとかAV女優とかなんですよ。
これを一応イケメン爽やか癒し系青年の区分で活躍してるはずの21歳(当時)が演じたのはオドロキですよ。大した根性なんじゃないだろうか?
圭くん目当てで見た純情女子はショックでクラクラすることでしょう(R−15なのでお子ちゃまは見られないけど)。
撮影の裏話では「ベッドシーン一つ撮るのに連続で8時間」みたいなことも言ってましたからね。
なんかもう女工哀史並みに過酷じゃん?へたすりゃ役者生命脅かしかねない役だし(脱ぎ要員になっちゃうかもなんだぞ)。
事務所はどんな仕事のとり方してるんだか、って話でもあるな。
初主演作なのに微妙すぎる。それもまたタナカケイクオリティなのかも、とも思うが。
とはいえ、実のところ、悪くはなかったです。
胸キュン度の高い可愛くてたまらんエロが溢れ出ていて嬉しくなっちゃいました。原作ほど主人公の村上君が変態じゃないのも良かった。エロにも品性がありましたな。でもリアルで。
やっぱりとても上手い役者さんなのだな〜って感じ。
エロシーンをキャプチャしてお見せしたいですが自粛しますねw とにかくガッツリやってます。お疲れさん。


後半から展開がなんだかよくわからなくなりました。
最後に江上氏本人がしゃしゃり出てきてからはさらにわからなくなりました。
この話全体が映画ってことになってるのか?夢オチ?
まぁ、深く考えてもしょうもないのでスルーしましたが…
やっぱり受験終わるくらいまでを描いたお話のほうが良かったかも。そうすれば甘酸っぱいステキな青春モノになるもん。
どのみち作者の意図(=世の中全て妄想!みたいな)がそんなところにないのだろうから仕方ないわな。


圭くんの演じる村上君は原作の村上君よりもかなり好青年風です。ボンヤリさんっぽいとも言える。
相手役の遥ちゃん役の子が骨太でイメージがかなり違います。クマダヨウコみたいなコなんですもん。ガックリ。
それでも、高校生時代の二人の胸キュンシーンはどれも可愛くてステキでした。



村上君は学校イチの成績を誇る優等生。
もちろん東大を目指してる。



村上君とつきあうことになった遥ちゃんは自分も東大に行こうと頑張り始める。
図書館で村上君に個人教授をしてもらうのダ。
これ最高っすねー(・∀・)イイ!! メロメロや〜ん。
って、かつて彼氏に図書館で勉強を教わるのがイヤで約束ホカシて逃げ回ってたアタシが言うのもナンですが(爆)。



公園でも勉強。楽しくてたまらんだろう君ら。
札幌の町並みがきれいに眼下に広がっております。



そんな日々。一人になるとついニヤケちゃう村上君。
頭の中はトンでもない妄想だらけだったりするw しょーもねー。
てか、圭くんのこの表情がめっちゃスキです。ひー。