旅に出ています(空想)

2度目にポタ映画を観に行った日、あっと思う間もなく、以前いた場所に「姿くらまし」してたどり着きました。
暗い夜の森を抜け、昨晩はゴドリックの谷を歩いていました。


そう…とうとうこらえきれずにポタ最終巻を読み始めています。
読みはじめたらもう止まりません。
最終巻らしく、最初からめちゃくちゃ面白いですね!!
でも、もったいないのでじっくり読んでます。
読むのは深夜、誰もいない無音の部屋でだけ、と決めています。
灯りもランプシェードだけ。がっつり物語に入ってしまいたいので。(なので寝不足が続いています)
一旦入り込んでしまうと、物語の世界から現実の世界に帰ってくるのにすごく時間がかかる。もどかしい感じ、といったらいいかなぁ。
こんな感覚を届けてくれる物語には、これからいったいいくつであえるというのだろうなぁ。


明日には旅も終わりそうです。
今夜、夜通し歩き続けたら明日の朝には終点に着いてしまう!
と焦った私は、昼間「まんだらけ」に行って同人誌を数冊買ってきました。
それと「吟遊詩人ビードルの物語」を。(ポタの物語の中にも出てくる絵本です。)
物語が終わってしまったら、「もうなにもないんだ」という喪失感を強烈に感じそうだったので、ちょっとでも関連のあるものを準備して、墜落時の衝撃緩和に備えようと思ったわけです。
まぁ、同人とか、いいかげん邪道なんだけど(ヘタすりゃ逆効果)。それでもなんかあればなにもないよりは落ち着きます。喪失感が予想できないくらいデカそうで、怖くって(汗)。
ポタはそれほどまでにも魅力的ってことです。
物語というものは、やはり強いわ。最強だ。