沖縄旅行(7)

3日目の話が続きます(長いな)。
南部戦跡から那覇の市内に戻ってきたら、気持ちも次第に現実に戻ってきました。
ということで、お土産用に頼んでおいた「ちんすこう」を受け取るために、首里城付近に向かいます。


実は「幻のちんすこう」と呼ばれている、「本家新垣菓子店」のちんすこうを12箱、地元を出発する前に電話で予約しておいたのです。
ちんすこうといえば「新垣さん」ってのが定番というか、よく聞きますが、この「本家」が名前のとおり本家筋です。
観光客に有名な「新垣ちんすこう本舗」(お土産屋さんによくある)が分家で、首里城公園のみで販売している「新垣カミ菓子店」が親戚筋だとのこと。
この中で最高峰と言われているのが「本家」のちんすこうなのです。
しかもここのちんすこうはこの店舗でしか買えず(ごく少量、外売りもしているようですがまず手に入れられない)、ひとつひとつ完全手作りなので予約せずいきなり訪れても買えず、予約も3〜4日前にしないと買えず…という、実にハードルが高いちんすこうなのです。(この情報は沖縄出身のお知り合いに教えてもらいました。とにかくここが最高のちんすこうだから予約してでも買った方がいい、とのことで)
これ↓が、その「本家のちんすこう」です!



噂どおり絶品でした!
形はよくあるちんすこうとは違い、側面が波型になっておりません。
食感は、カリッサクッとしている。あの、ちんすこうならではのしっとりした感じは全くありません。
今までに食べたことのないちんすこう。とにかく美味しいです。
車も容易に入れないような細い住宅街に佇む店舗ですが、行ってみる価値アリですよ。(数日前に予約を入れるのを忘れずに!)


那覇市首里赤平町1−3
TEL098−884ー3413
ゆいれーる儀保駅から徒歩約3分


ちなみに「本家」の裏手の奥まったところに、「新垣カミ菓子店」の製造所があります。
せっかくなのでそこにも図々しくお邪魔して(販売所じゃなくて工場なので、お客が行くような場所じゃないんですけどね)、ひとりでお留守番をしていたとっても気さくで親切な従業員さんと少し立ち話などをして、直接ちんすこうを売ってもらいました。オマケにくんぺんもいただきました(*^-^*)。



「新垣カミ菓子店」のちんすこうです。こちらも首里城公園でしか買えない希少品です。美味しいですよ!
本家とはタイプが違って、いわゆる「ちんすこう」の”美味しい版”という感じ。一般的なしっとりしたちんすこうがお好きな方にはおススメです。


さて、那覇市内のホテルに戻り車を置いて、「ゆいレール」に乗って再び国際通りに行きました。
牧志から県庁方面に向かって、お店を覗きながらのぶらぶら歩き。
三越」に入って、デパ地下にどんなの売ってるのか見てみたりね。


夕食は、「キャプテンズイン」というステーキ屋へ(こちらもお知り合いの方の紹介)。
目の前でパフォーマンスをしながらお食事を作ってくれるお店です。
時々パフォーマンスに失敗したりもするのもまた面白味のようです(^0^)。



お肉は柔らかくてとっても美味しかった!
ゴーヤチャンプル(これも鉄板で焼いてくれます)も、あっさり味でとてもイケます。
ボクちゃんは大好物の海老を焼いてもらいました。



こちらは泡盛ベースのカクテル(シークワーサーとパイナップルのジュースで割ったもの)。
このシーサーがお土産で持ち帰れます。


さて、次で最終日です。