オシャレの話

このところ、ちょっとファッションに対する意識が変わりつつあります。
きっかけは、今まで着た事のなかったタイプの服装をしてみて、それが思いのほか自分に合っているような気がしてきたこと。


冬ともなると毎年、ユニクロのダウンとかごくフツーのステンカラーのロングコートを着て過ごしていたのですが、この冬は思い切って革のトレンチ(色は小豆色)を着て過ごしてみました。ウエスト、ぎゅっと結んでね。
このコートは数年前に母が韓国の東大門で買ってきてくれたものですが、デザインが完璧に70年代でして・・・。とにかく「古っ!」ってイメージだったんですよ。これをオシャレに着こなす人もきっといるだろうけれど(そしてそれはとっても素敵だろうと想像できるのだけど)、それは私じゃない。絶対ムリ!
だって革のトレンチですよ〜ジュリーじゃあるまいし(汗)。
・・・と思いながらも、高価なものだし素材がすごくいいので捨てることもできず、宝の持ち腐れで何年もタンスの肥しになっていました。
それを今年の冬は思い切って着てみたんです。ちょっとイメチェン、のつもりで。
ところがわりとこれがイイ感じ。何人もの人に「イメージに合ってる」とさえ言われて、なんかちょっとビックリしました。
でも、このコートを着るときはヒールの高い靴を履いていないと似合わないし、膝丈のスカートでないとしっくりこないし、髪は巻いたほうがいいし、化粧もちゃんとしていないと浮くんですよね・・・タイヘンなの。
お気に入りのナチュリラ系ティアードスカートとか、耳付きニット帽とか、黒靴下とか、モコモコブーツとか全然合わないしさ。
トレンチに合う服装、というのを心がけていたら、おのずと買う服のタイプも変わってきました。なんだか今までの人生で着たことのないものがだんだん増えてきた。
もうね、「全然ワタシらしくないし!」って感じ。でも、その違和感が次第に楽しくなってきたのです。
「似合わないだろう」「自分のキャラじゃないだろう」、と思われる格好も、思い切ってやってみたら案外楽しいもんですね。
その”思い切ったとき”の最初の「慣れない感じ」は、自分の中では「オトナっぽさ」に通じるんですよ。背伸びをする感覚、ね。
イイトシしてこんなこと言ってるのも情けないですが、これが新鮮だったりすんの(^^;;)。
思えばこれでも若い頃はセンスがいいとかオシャレだとか言われていたんですよ・・・。いつのまにかすっかり、カンもアンテナも錆びきってしまいました。
また、磨きなおさないとなぁ。寄る年波にボケたセンスでは対抗できませんからね!


実はひそかに憧れているのは70年代のオネエさんたちがしていた格好です。
私の考える「オシャレ」ってのはやっぱり70年代にある。
あからさまに再現しては古臭いかもしれないけど、どこかにそんなティストを入れてみたいなぁ〜って思うんですよ。
型の古い革のトレンチを着こなせた自信(?)が、「70年代風、イケるかも?」って錯覚を呼んでいますw
調子に乗って春コートもトレンチ買っちゃいましたよ(^^;;)
薄いベージュの、とっても軽いやつです。
でも、これに合う靴がない。
このコートに似合う色って・・・・と考えて、同系色のパンプスを買ったのですが、なんだか間が抜けて見えます(汗)。
コンサバすぎちゃって野暮なんですよ。保護者会?・・・みたいなダサさ。カタチも色も全然合わない。
ここはホントはどんなのが似合うのか、頭ではわかっているんですけどね・・・思い切りが足りないんだなぁ。無難に逃げたつもりで、大失敗。これなら思い切ってハジケたほうがまだ良かった、と。また一つ勉強になりました。
オシャレってちゃんと考え始めると、とーっても難しいのね。
今まで使ったことのない脳みそを使ってる気がする今日この頃です。