ダニーが語るベルーシとの蜜月


先日、アメリカのeBayで、こちら↓を購入しました。



1982年12月の「ESQUIRE」誌です。
この年の3月にジョン・ベルーシが亡くなっているのですが、それから約半年経った頃のダン・エイクロイドのロング・インタビューが載っています。
ダニーがどれだけベルーシを愛し、また、諦めていたかが伝わってくる内容で、チラと読んだだけで涙が出そうになりました。
まぁ、この人のことですから感情的な告白にはなっておりません。
どんなことして二人で遊んだかとか、ベルーシがこんな面白いことやってたんだとかいう思い出話が中心で、あんまり死の周辺に関しては語っていない。
そういえばベルーシの葬儀のときにもやたらとスタイルやディテールにこだわったりしている様子で、どうもドライだなぁ・・・という印象があるのですが、それがダニーの志向性なんですよね。
インタビュー(というか、記事自体)はかなり長いです。あとでちゃんと訳してみようと思います。
写真(1982年のダニーですよ!アタシにとっちゃ最強白馬王子ですから!)を期待していたのにゼロだったのはショックでしたけどね・・・。何が一番の目的だったか、っつー話だいね。わざわざ海外オクサイトまで手を出すってんだからさ。
代わりにベルーシが蜂でダニーが蜂避け帽子を被っている・・・という、妙に納得するイラストがありました。ははは・・・脱力。


奇しくも今日はベルーシの命日です。
って、いや、ホント偶然!書いてて今気づいたんですよ・・・ちょっとビックリ。
そういえば以前もこんなことがあったなぁ。スーパーナチュラル?!不思議だ!
3月4日はジョン・キャンディの命日で、こちらは以前も書いたように私自身よく覚えているのだけれど、ベルーシの命日ってあまり意識してなかったのダ。これでしっかり覚えられました。はい(汗)。


1982年3月5日。
ジョン・ベルーシはハリウッドのシャトー・マモント・ホテルで麻薬のオーバードーズにより死亡しました。33歳。
スターや業界人が蠢くハリウッド・バビロンの真ん中で繰り広げられる連日のドラッグ・パーティ(ロビン・ウィリアムスロバート・デ・ニーロも顔を出していた。だってそこはシャトー・マモントだものね!)
新しい仕事は暗礁に乗り上げていて、苛立ちもつのるロサンゼルスでの日々、タダでさえ薬漬けだったベルーシが一層ヨレヨレになるのにたいした時間はかからなかったでしょう。


亡くなる前日、ベルーシはNYにいるダニーと電話で話している。
「どこにいる?」と聞くダニーにベルーシは
「お前がどこに行こうが誰も気にしないのに、なんでオレはいつもどこにいるかと聞かれるんだ!」とキレる。
気分転換に船旅でも?とダニーが誘うが、にべもなく「イヤだ」と言って電話を切ったベルーシは、後でマネージャーに頼んでダニーに謝りの電話を入れさせています。
自分で謝れよ・・・おかげで二人の最後の会話はこんな喧嘩状態のまま終わってしまったでないの。
この時、ダニーはNYの事務所で、連日新しい映画の脚本を書いてました。
「ゴースト・バスターズ」。
主人公はベルーシです。(実際はビル・マーレイが演じますが、ダニーが最初に設定していたのは、もちろんベルーシだったのです。「スパイ・ライク・アス」もね、ベルーシ設定だったんだそうですよ。チェビーがやったけど。)
ベルーシがここでこういう動きをする。こういうセリフを言う。ね、可笑しいだろう?・・・そんなことを想像しながら夢中になって物語を書いていたダニー。泣けるねぇ。
彼は(意識してたかどうかしらないけれど)こうした方向でベルーシを救おうとしていたのかもしれません。実現せずに終わりましたが。
一方ではロサンゼルスで死ぬまでドラッグ浴びてんですからね。なんかセツナイですよ。通じないなぁ・・・と。
ベルーシは最後までダニーの手の内には納まりきれない暴れん坊だった。それでこそのベルーシ、それでこその二人、なんだろうけれど。
私の中ではいつまでたっても二人は一つ。
ブルース・ブラザースは永遠ですよ!


命日の記念に、ダニーが追悼式で皆に聞かせた曲「The 2000 Pound Bee」を載せておきます。

ホントはベンチャーズの曲なんですけど、チューブにベンチャーズの演奏がありませんでしたので(涙)、どちらさんかがコピーしているバージョンです。画面揺れてるし途中でキレてるし・・・イマイチなんですが。
これね、ベルーシと、「どちらかが先に死んだら残った方がこの曲を教会で流す」と取り決めていた曲、だそうですが・・・きっと、そう決めたのはダニーで、ベルーシは面倒くさそうに「ああ、そうだな」くらいの話だと思うんですよ・・・違うか?
それとも、ベルーシがそう言い出して、ダニーがニコニコしながら「OK!」と言ったのかもな・・・ベンチャーズだし。思えばこれってあんまりダニーのシュミじゃないような・・・。


ところで。この雑誌は先に書いたようにeBayで手に入れたのですが、今までとは違う方法を取ってゲットしました。
それに関してはまた明日書きます。