STG話の続き。
昨日書いた「モテリーマン」ですが、説明不足だったのでこれに関してちょっと。
「モテリーマン」ってのはリクルートの「R25」というフリーペーパーで浦野さんがイラストを担当しているキャラです。
「モテ」るサラリーマンを目指そう!っていう…まぁ、そういう感じの人気コーナー。
サイトにはアニメまであるので悶絶ものです。モテリーマンが動いてる!
楽しいカルタもございますよ。カルタはね、コンプリートすると「出張グッズ」がもらえるンです。
これが欲しいばっかりにアタシはクリックの鬼と化してひたすらカルタをとりまくり、MMCの認定を受けました!(MMC=モテてモテて困る)
あー、それにしてもこのカルタ、実物が欲しいなぁ。なんかの付録でつけてもらえないだろうか?
てか、浦野さんのイラスト付きグッズだったらなんだって欲しいかもしれない。
モテリーマンは本も出ています(もちろん私はコンプリートしてます…って2冊しか出てないけど)。
- 作者:武田 篤典
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: 単行本
- 作者:武田 篤典
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: 単行本
文章を書いているのは(つまり、コンセプトアイディアの生みの親)は武田篤典さんって方です。
この武田さんのしょ〜もないモテ設定が素晴らしいンですよ。
キャッチはこんなふうです。
新聞で、サラダで、汗で、エスカレーターで、虫歯で、ゴミ出しで、エレベーターで、領収書で、冷蔵庫で…。すべての日常的行為には、「モテ」が潜んでいる!
どうです!ワクワクするでしょう?!
実にバカバカしいくせに揺るぎない真理を含んでいます。(って(汗))
ネットの書評などで「これを読んで実行してもモテるかどうかは謎です」みたいな感想を多々見かけますが…そういうことじゃないしねぇw
そんな真っ直ぐな方向性で読む本じゃないことは一目瞭然かと思うけど、それがわからない人がいるから世の中深いわけですか。
あえてハウツー本としてとらえるとしたら、「メタ認知の楽しみ方」みたいな方向のものだね。
オノレの姿を鏡に写して楽しむハウツー。
常に自分の中の他者に「これって、モテじゃね?」「イカしてるのと違う?」と問いかけ密かにトキメクことにより、オノレの姿をオノレで掴むのです。
内なる他者の目に晒され続ける膨大なナルシスワールドにこそ、実は生き生きとした実存がある。他人のことばかり見てるから人間閉塞感を覚えるんですよ。あなたは透明人間じゃないのだから。
メタ認知力さえあれば、全ての日常行為の中に「モテ(=楽しみ)」を見出せるのです!
どっちかっていったらお笑い本ではありますが、確実に笑いが取れる内容かといったらそうでもなく、ユルユルです。
このユルさを楽しめてなおかつあらぬ妄想に走れる人には向いてると思います。
とりあえず背広リーマンフェチ(私だ!)にはおススメ。
ついでに最新ニュース。
浦野さんは新しくカナダドライのキャラクターも担当している模様。
オフィシャルサイトに行くと、TOPでSTGの髭オヤジが待ってるぞ。