ルイ・ジョーダンのベスト

今年の初買いCDは「ルイ・ジョーダン 1939−1954」です。

ルイ・ジョーダン 1939-1954

ルイ・ジョーダン 1939-1954


私の偏愛映画「ブルース・ブラザース」で、ジェイクとエルウッドの兄弟がシカゴの高架線脇のアパートに戻って聴く曲が、ルイ・ジョーダンの「LET THE GOOD TIMES ROLL」という曲なのですが、以前から音源が欲しいと思いつつも、なんとなく聴きたいときはネットを開くなどしてお茶を濁していました。(挿入曲といってもイントロが少し使われているだけなのでサントラなどには入っていないのです)
手元にR&Bコンピのインスト版とBBキング版があるのですが、いずれもかなりアレンジが違っていて別物です。
そろそろちゃんとした音源が欲しいなぁという気分になりましたので、デッカの録音版をまとめたルイ・ジョーダンのベストを購入しました。
全27曲。日本版なので、解説(中村とうよう氏)が充実しているところがいいです。
「LET THE GOOD TIMES ROLL」の曲解説には、ちゃんとこれが「ブルース・ブラザース」の挿入歌で、どんなところでかかるかというところまで書かれていて感激でした。
あのシーンにこの曲、って、とても合っているのでやはり印象的なんでしょうね。
映画の中のこういう選曲も全部ダニーがやってると思うので(脚本はジョン・ランディスとの連名だけど、ほぼダニーが書いてます)、彼のセンスの良さが伺えるってもんです。そもそも彼の右に出るR&Bヲタは、そうそういないと思いますからね!
思えばダニーは自分の「萌え」をことごとくカタチにしてゆくヒトなのです。そのパワフルなヲタ魂って、ちょっとそこらにあるもんじゃなく、めっちゃ魅力的なんですよ。


ちなみに「LET THE GOOD TIMES ROLL」というのはこの曲です。
イカすでしょう♪

Louis Jordan Let The Good Times Roll