女性ファッション誌アレコレ

先日お嬢が買ってきたこれ。
「CUTiE」の付録マトリョーシカ3点セットのポーチなんですけどね…



これ、可愛いのだけれど、とんでもない刺激臭がするの!
健康に影響はないのだろうか??ってな悪臭を放ってます。
ファブリーズかけて丸1日外に干しておいたのだけど、まだキョーレツに臭うのよ。
具合悪くなってきたorz
ここまで身の危険を感じる付録は初めてですが大丈夫なの?


最近のヒット付録といえば、これ↓



「LEE」 9月号付録のキャスキッドソンポーチ。
ペラペラでいかにも付録って感じなんだけど、軽くてマチも大きくて使いやすい。ナニゲに使い道が多いんです。
縫製も付録にしては丁寧。裏側も切りっぱなしとかってのはなくて、キレイです。
今、ヤフオク見たら、これの未使用品(ポーチだけね。本誌なしで)が800円とかで落札されてました。ひゃー。
普段「LEE」は読みませんが(シュミが合わないから)、完全に付録が気になって買ったクチ。
付録はやはり販売促進効果ありますね。


こちらはそのうち廃刊必至だろうなぁと予想していた「エクラ」。



今月から新規まき直しなのかチコさんをメインモデルに起用することになったということなので初めて購入に踏み切ってみました。
チコさんはビジュアルが好きなので、本来のモデル仕事をしているかぎりにおいてはやはり「見たい」と思うんですよ。(「いいとも」レギュラーだったときは一刻も早くやめて欲しかったですけどねー)
以前の「VERY」「STORY」は雑誌のコンセプトが自分とは合わなかったのだけれど、チコさんを見るためだけにチラ見してました。
モデルに釣られる、ってのは大きいです。私が一番ヨワイのはゴクミねw。それと、宮沢りえ、桐島カレン。
若いところでは内田也哉子とか。彼女たちがモデルやナビゲーターで出ていると購買意欲が湧くし、少なくとも立ち読みする動機にはなります。
それと中村江里子とか雨宮塔子とか岸恵子とか中山美穂が「パリの生活云々」とかの特集で出てると、これも見過ごせないのです。私もおフランスにはヨワイ女の一人なのですヨ。
いわゆるパリの達人よりもこうしたアイドル的人選がいいのです。ミーハー。エリツィンはツッコミどころが満載なので、別の意味でも面白い。


話は戻って。
「エクラ」ですが。
付録エコバッグはビミョウです。
山本容子さんプロデュースなんですよ。だったらもうちょっといい柄のものが出そうなのになぁって感じ。カタチも小さいわりにかさばる感じ。
ま、地味な分、目立たず使えそうなのでいいですけどね。
最大の難は持ち手が肩にかけられないことです。ダメじゃん…
この雑誌、モデルを替えたので少しだけ寿命が延びたかもしれません。チコさん人気がどれだけなのかわかんないけど、前の人よりはかなりマシでしょう。
今は雑誌にとって冬の時代ですが、いろいろと試行錯誤して足掻いてみるのもいいんじゃないですかね。


試行錯誤(?)といえば、驚いたのは先月かな?の「HERS」の特集ね。
「校風は一生モノです」、ってな学歴厨が泣いて喜びそうな特集にびっくりしたのでした。
この雑誌も創刊されるなり廃刊の匂い濃厚だったんですが、とうとう自暴自棄になったのかと思いましたよ。
だってねぇ。これってものすごく読者を限定した企画ですよね。
「ウチの雑誌が想定してる読者はこういうかたたちなのです。他の人はどうでもいいです(特に学歴のショボイかたたちは対象外ですことよ)」って堂々と宣言しちゃってる嫌味な企画。
こんな企画、よく通ったなぁ。てか、これこそが光文社クオリティ?

なんだかんだ雑誌好きなのでいろいろチラ読みしてますが、最近は付録付きで綴じてあって中身が確認できないものが増えてきました。残念なことです。
内容よりもむしろ付録競争の様相になってきているような。
それでも私がわりと頻繁に買っている女性雑誌といえば、付録の付かない(自由に立ち読みできる)「ミセス」だったりします。
それと、「毛糸だま」とか「ホーム・スィート・クラフト」とかの手芸実用誌ね。(結局のところ、手芸実用誌が私の最も愛する雑誌です。ちょっと「雑誌」の枠組みからずれてますけどね)
要するに、いい雑誌はちゃんと「買おう」、と思えるんですよ。立ち読みできる環境にあっても、付録が付かなくても、値段が高くても。
「ミセス」はなごみ系です。なごみといってもいわゆる「ほっこり」とは違いますし、マダム系(和服で歌舞伎鑑賞へ!とか)と混同されがちですが、それとも微妙に違う。
ひと言でいうと「ミセス」の対象読者は「子供の服を手作りしながら文化的生活を楽しむこともできる主婦」のイメージです。
ちょっと背伸びしてる品のよさが憧れになりえるのです。そりゃ身の丈とは遠いですけど、夢があっていいのです。現実見たくて雑誌買ってるんじゃないですからね私は。
主婦の雑誌はいろいろあるけれど、節約主婦も若作り美容マニア主婦も拝金主義のブランド好き主婦もエコ思想ナチュラル主婦も、自分からはちょっと遠い。
雑誌はやはりどうしても自分の傾向に似ているものを選ぶわけですが、各誌の想定読者層ってのは思いのほか細分化されていてピンポイントですから、その選択にもけっこう悩んじゃいますよね。昭和の時代の「主婦の友」みたいにそれだけでいろんなことを網羅できていた総合誌があった時代はもはや遠い昔です。