スコーン、ラヴ♪

最近、自分の焼いたスコーンに惚れ込んでいます。(あら、自画自賛
今までスコーンってあまり好きじゃなかったんですよ。
ボソボソしてるし、齧るとボロボロくずれてこぼれるし、口の中の水分がなくなって食べにくく、妙に胃にもたれる感じがして。
唯一、かつて「バビントン・ティールーム」(その昔、新宿伊勢丹の2階に入っていたカフェです。フレンチトーストも絶品でした!今はもう日本で出店していないので、本店のあるローマまで行かないとあの味とは再会できませんが)で扱ってたスコーンだけが秀逸で、あれだけだ美味しいのは、なんて思っていました。
お店で買ったものは堅くてボロボロしているし、自分で焼いたものもどうもボソボソしてて重いし、スコーンミックスなどを使っても添加物や匂いが気になるしで、なかなか美味しいスコーンには巡り合えなかったのです。
ところが、このレシピ↓で作ったらそんな悩みも一掃されました!

美味しいシンプル・スコーン



小麦粉 200g(このほか分量外として打ち粉用に少々)
ベーキングパウダー 小さじ2
砂糖 30g
バター 50g
牛乳 100cc(このほか分量外として塗布用に少々)
オリーブオイル 大さじ1



1:小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるう。砂糖を混ぜる。
2:冷蔵庫から出してきたばかりのバターを適当にカットして入れる。
3:指先でバターをつぶしながら細かくして粉と混ぜてゆく。ホロホロと全体に混ざるように。
4:牛乳とオリーブオイルを入れて混ぜ、ひとまとめにする。
5:打ち粉の上で生地を手で伸ばし、たたみ、また伸ばし、を3度ほど繰り返す。
6:厚さ2センチくらいに伸ばし、型抜きする
7:表面に指で牛乳を塗る。しみこませるように。
7:200度のオーブンで20分焼く。


サクサクしているのにボロボロ崩れずふんわりとしてる。しかも胃もたれしなくて軽いのです。
レシピはほぼ基本形ですが、オリーブオイルを使うことと、最後に牛乳をたっぷり塗ることがポイントでしょかね。
それと、国産小麦粉と粗糖、バターはチャーニング製法の臭みのないものを使っています(成城石井の「大山バター」など)。シンプルな粉モノだからこそ、材料の美味しさも大事。
サラダ油を使うとさっぱりするというのを聞き及び作ってみたのですが「これはもしやオリーブ油のほうが美味しいかも?」と思い、試しにやってみたら大成功でした。



えーと(汗)。ウチのスコーンがデカイのは抜き型がデカイからです。
1個食べればわりと満腹よ。抜き型を小さくすればもうちょっと食べやすいだろうな。
スコーンを食べるとき、絶対に欠かせないのがクロテッド・クリームです。
中沢から出ているクロテッド・クリームをいつも使っています。ぞっとするほどカロリーが高いですが、もはやこれ無しではスコーンは食べられません!
クリームはたっぷりと、ジャムはちょこっとだけのせるのがコツです。
ウマー!