史上最強にキュートなトム


春めいて、なんだか心が浮き立ってきましたので「スプラッシュ」を観ました。
・・・って、若い頃のトム・ハンクスに逢いたかっただけなんだけど。
ただいまトムに大回帰中なのだ(^^;;)。本命帰り、ですね。トムの映画全部見返そうかってな勢いだよ。

スプラッシュ 特別版 [DVD]

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これは1984年のトム・ハンクスにとっての「ちゃんとした」映画デビュー作*1で初主演作です。とっても初々しい!
当時新進のロン・ハワード監督が手堅くきっちりと可愛らしく、愛情をたっぷり込めて仕上げています。まさに「スプラッシュ」という音の持つイメージそのままの、フレッシュで爽快、若さあふれる健康的な作品。
数えられないくらい何度も観てるんだけど、いつ観ても嬉しくなるし、可愛いトム・ハンクスにメロメロになる。
メロメロ・・・っていうか、ぶっちゃけすごーくズキューンとキてしまう萌え度の高さを誇っています。
腰砕けになるほど甘い。甘すぎる!ヤバいほどにスゥイートw



私がトムを好きになったのはこの作品からです。
最初に出会ったのは「ビッグ」だったのだけれど、その時にはピンとこなかったんですよね。
やはり(顔に似合わず?)ラブロマンスの方が若い頃のトムには向いてる気がする。
実はトムってとってもエロカワな男の子なのですよ!・・・あの色気は今どこに?って感じですけどねー最近は。



これ、ストーリー自体が胸キュンのハート・ウォーム・ラブストーリー(言わずと知れた「人魚姫」がモチーフ)で、それだけでも嬉しくなっちゃうんですが、カメラワークや音、ディテールや人物の描写が心地よい「場」の空気を見事に描き出していて、ものすごく良くできてます。
どのシーンも計算されていて、とてもしっくりと心に残る黄金比率があらゆるところで生きているという気がします。テンポも良くて引き込まれる。
陽光の差し込む水面と、その下に厚く深くたゆとう水の世界。
その二つの「別世界」をつなぐ二人の男女は、その境界線で瞬時に恋をする。
境界は二人の間に厳然と立ちはだかり、二人の行く手をさえぎるかのように見える。けれども、二人はその境界線を愛の力のみで突破してしまうのだー!
非現実的なことなのに(ファンタジーですからね、あくまでも)、この「突破」はいつ見ても胸がいっぱいになる。
あらゆる現実的な問題を凌駕して恋のトキメキが支配する世界の、なんとロマンティックなことよ!


ダリル・ハンナの”地上のものとは思えない”存在感、キュートさもとても魅力的だし、ユージン・レヴィ(「アメリカン・パイ」のジムのパパだよ!)もイイ味だしてる。
ユージン・レヴィは基本的な演技パターンが変わってないっすねー。なんか、イギリス風な笑いのとりかたするヒトなんですよね。というか、まさにあれがジューイッシュなノリなのかもしれない。ちょっとウディ・アレンにも通じるし。
そして何よりも、忘れちゃならないのがジョン・キャンディの存在。



どうしょうもなくエロでアバウトな兄貴だけどどこか憎めない、という役を余裕で演じてるジョンがいるからこそ、この作品のシマりが良くなっているように思います。
試しに脳内でこの映画からジョンを抜いて考えるとかなりトーンが深刻になり、作品の良さが完全ではなくなることがすぐにわかる。
ジョン・キャンディは私にとってちょっと特別な感慨のある俳優さんです。それに関しては、明日また書きます。


回帰ついでにこちらも買っちゃったー。


VHSとはかなり内容が違っていたので、買って正解でした。
でも、どうせだったらオープニングトークを全て載せるくらいの太っ腹が欲しかったですよ。
それにしても、舌好調のトーキング・マシンと化しているトムはやはりとてもステキです!トムが無口だったら魅力半減ですー。



ジョン・ロヴィッツとの名コンビw
この時のトムは細いけど、ジョン・ロヴィッツも細い!ロヴィッツがちょっと二枚目アラブ人に見えるから驚く。
私はトムの黒い巻き毛が大好きなので、このくらいの髪型が一番似合うなーと思う。・・・いまや望むべくもないですけどね・・・。



若い時から脱ぐと若干メタボ気味なのはご愛嬌かな?
可愛い顔と柔らかい雰囲気を持っているのに妙に男臭くてとっ散らかったところがあるんですよねぇトムって。
精神的にマッチョじゃないのに、女との間に中学生男子みたいな距離感の壁を持ってるw そこがたまらなくイイんだけど!

*1:ホントのデビューはこれの前に撮った「血塗られた花嫁」っていうB級スプラッターホラーです。