ぶらりローカル線の旅

今日はなんだか不思議な日でした。
出先から1人でローカル線に乗って水戸の映画館まで行き、がら空きの映画館で社会派ど真ん中の映画を観て、そのスクリーンの中に愛しいシューリスが(とても場違いな空気をまといつつも、なぜか必然のように)出てて、映画の途中で慌てて退出し、日盛りの中、またコトコトとローカル線に乗り、見知らぬ土地を歩いた秋の午後なのでした。
夢の中にいるような、ぼんやりとした日だったなぁ。

無人の駅に秋が静かに満ちておりました。
初めて訪れた場所です。
感動的なまでに寂れています。
金木犀の香りがむせ返るように漂っていました。
なんだかセンチメンタルな気分になる、ぶらりローカル線の旅、でした。