「オーメン666」

オーメン666 [DVD]

オーメン666 [DVD]

  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD

これってさー…ダメ映画でしょ?
特にこのオープニング。ダメすぎる。怒り心頭。
こういうフィクションのホラー作品つくるのに、911エンデバー津波の実際の映像入れちゃダメだよ。そこに触れたらもう娯楽じゃなくなる。
事件の関係者でなくたって嫌な記憶で心が塞ぐ。関係者ならなおさら、こんなちゃらいホラーに利用されて言いようもなく悲しいだろうと思う。
というわけで、オープニングからその精神性(つまり映画の本質)に完全なるダメ出しをしてしまったので、あとはもうデビシュー追っかけの旅に徹しましたよ。デビッドさんも、ちったー作品選んでくださいよっ(怒)。


デビシューはカメラマン役。というだけで、もう彼の運命はわかっちゃう。
もともとの「オーメン」を何度も見ているので、どこでどうなるか何がどうなるかは完全に把握できてます。
というわけで、ヤバい(見たくない、心臓に悪い)シーンは3倍速で(爆)という、およそ映画鑑賞とはかけ離れた態度で観ました。
3倍速でもデビシューのあのシーンはキツかったよぅ。
ホントにもう、なんでこんな映画出てるんだこの人?
丁寧なつくりの映画でちゃんと演技したらめちゃくちゃ巧いと思うのになぁ。


それはそうと。
実に興味深いシーンがありましたですよ。
ブーゲンハーゲンなる人物を尋ねて、イスラエルの古い遺跡の街まで足を運ぶダミアン父とカメラマン・デビシュー。



ところが。
なんと!そこに待ち受けていたのは…



ダンブルドア校長!!
ええっっどうしてっ?!
ここでいきなり私の脳内ではカメラマン某はプロフェッサー・ルーピンに変換されましたよ。
騎士団本部・グリモールドプレイス12番の地下室で向き合うルーピンとダンブルドアに!



「いよいよ死喰人と戦う時がきたのじゃ」
「私がまず最初に彼らを倒します!」
「おお!ルーピン、よくぞ言ってくれた!」

…なんちゃって。
ダンブルドア、元気そうだなぁ。(だから違うって)