炎天下のお台場で呆然

終戦記念日。猛暑。
能天気にもお台場冒険王に娘と二人で出かけてきました。
冒険王は4年前から毎年参加しているフジテレビの夏休みイベントなんですが、お嬢が「来年はもういいや」と言ってくれて、こちらもホッと一安心。
だってもーーーめちゃくちゃクダラナイんだも〜ん、このイベント(爆)。
炎天下に何時間も並んで「短縮鉄道」(ってわかります?ハネトビ見てる人以外にはわかりませんでしょ)やる人たち…
なんかもう、見てるだけで気が遠くなりますですよ。
ちなみに甥っ子(小5)は今年、北海道から出てきてこの「短縮鉄道」に2時間並んだあげく「ファミマ」の意味がわからず失格になりました。無念!(北海道には去年までファミマが無かったらしく、馴染みがなかったとか)


こっちはもうパスポートなどは買わず、無料ブースだけを見て回るという気の抜けた客ですよ。
てか、ここに来ている時点で「気の抜けた客」とは言えない気がするけどね。こんなところにわざわざ足を運ぶなんてご苦労さんなもんですからね。我ながら目眩がするもんね。
とりあえず恒例の「めざましカフェ」にはオープンと同時に入りました。
今年の席は「とくダネ!」の笠井アナでした。
「カズくんじゃなかったねぇ」と、つぶやく母娘であった(爆)。




とにかく人、人、人、人…。
暑い!混んでいる!どこもかしこも大行列!しかも行列の先にあるものは大したことない!
ここはホント不思議な場所ですよ。
TV番組の持つチカラとそれに踊らされる人の単純さが、ちょっと想像を超える規模で絡み合ってる場所。
夏のお台場の雰囲気が好きで毎年なんとなく通っていたけど、年を重ねるごとに集客も多くなってるしもう今年で最後だね。



帰り道、空いた「ゆりかもめ」の先頭席に座ってみました。
子供たちが乗ってる時は大人がここに座っちゃいけないと思いますが、今日はたまたまある区間でお嬢と私と老夫婦だけの車両になったので今がチャンス!と座ってみたのダ。初体験。
視界が開けてすごくいい気持ち!
でも、いい気持ちはほんの数秒、って感じ。
酔うんですよね(汗)。目が回るの。なので結局、数分でリタイアしてしまいましたー。



東京湾の表情を見るのはいつも楽しいです。
埋立地のこの雰囲気、やっぱいいなぁー。
お台場がその昔、まだ草ばかり生えた「13号埋立地」だった頃から私はここが好きでした。
ゼルダの歌など口ずさみながら、(ゼルダの歌のモチーフは東京湾景埋立地がすごく多かった)埠頭から東京湾を眺めるのが好きなのでした。
時代は変わり、お台場も今や一大レジャーランドになってしまったけれど、時折見える刹那的なせつなさがたまらないです。


猛暑と人混みのお台場にはどうしても長く居る気分になれず、そそくさと上野の森へと退散。
上野からはすぐに家に帰れるということもあって、北関東在住のアタシにはアットホームなものを感じる場所なんですよね。疲れないの。
図書館に行ったら休館日だったので(残念!)、科学博物館に行きました。
剥製のオンパレード!怖い!