チケット紛失事件その2

ここで書いたんですけど、この時にたぶん一緒にどっかに行っちゃったであろうチケが他にもあります。
なんと、ボロジャのエヌ響最終日のチケ!!!
大事な大事なチケを無くしましたよ…号泣。


この日(6月30日)の公演は人気のベトベンプロということもあって、とっくの昔にすでに完売。
自由席のキャンセル待ちも申し込みましたが、「残念ですがキャンセルは出ませんでした」と知らされました。
待てど暮らせど、オークションにも出ず。
というわけで、私はボロジャの最後の雄姿まで見損なうハメになりました。
でも、このままで終わりにできるはずはない。
その前週(6月24日)のラフマニノフ&チャイコプロで手を打つ事にしました。
最後の最後には立ち会えないけど、最後の手前では立ち会える。
上等です!
しかもラフマのピアノ協奏曲3番は私の大好きな曲ですよ。
ただし、今ではラフマ本人の演奏が最高だと思っちゃっているので他の人の演奏を聴く気にはならないというだけのことで…
って、ありゃ?それじゃ困るじゃんね(汗)。
ま、そんな先入観を心地良く吹き飛ばしてくれる演奏を期待しましょう。
ちなみにこの日のソリスト清水和音さん。
こちらはまだチケット売ってます(N響ガイドで)。
エヌを指揮するボロジャを見ておきたい方は、お早めにどうぞ。


思えばマエストロ・ボロジャのステージを初めて見たのが去年の6月25日でした。
あの日のトキメキ。悦び。忘れませんよ。
あれから1年。あっという間ですね。
夏が来て秋が来て冬が来てまた再びの初夏が来る。ああ、人生なんてほんとうにあっという間。
命短し恋せよ乙女。
この1年でボロジャの指揮に対する期待は薄らぎましたし、ピアニストに戻って欲しいという願望も見事に粉砕されましたが(ブログに書くのを忘れておりましたが、ボロジャは”ステージでのピアノ演奏は辞めます宣言”しました。
彼が音楽に向かい合っている姿をじかに見ることができるのはやはり歓びです。
エヌ響を退団した後、ボロジャの行き先はシドニー交響楽団です。
遠くに行ってしまうなぁ。
時々は来日してよねん(涙)。


というわけで、今週末は久しぶりのNHKホールに行ってまいります。
お手紙とプレゼントを用意しなければ!