ぐーチョコランタンがやってきた

NHK−Eの「おかあさんといっしょ」の中で活躍してる人気キャラ「ぐーチョコランタン」が地元に来るというので、坊やを連れて行ってきました。
会場は小さな子どもをつれた親子連れで満員!
チケ取る時、半日電話つながらなかっただけあるわ。



入ってすぐにグッズを購入。
たいていの子が棒付きのキャラクター風船のようなものを買っていたけど、ウチのボクちゃんは風船が大嫌い。なので大好きなマイクを買いましたよ(スプーの形をしててカラオケが4曲入ってるヤツ)。
いつもは静かにしてなきゃいけないホール。
当然お子ちゃまはお呼びでない場所が、今日はどんなに騒いでも平気!!というのが何よりも嬉しい。
泣いてる子もいれば叫んでる子もいる。あっちでもこっちでもぎゃーぎゃーわーわー。
こういう環境ってノンストレスだわ〜♪普段こんなこと無いもんね。
美術館だってレストランだって、小さい子を連れてゆくのはとにかく寿命が縮むような思いをするんだから。
うるさくして他の人に迷惑かけたらどうしよう!っていうのでもう、イッパイイッパイになってしまうの。
この苦労はホント、体験した人でなければわかりませんよね。(ウチは上の子が静かな子だったので、今初めて苦労してるトコ!)



座席は2階のド真ん中最前列。ステージは目の前にバッチリ見えます。いい場所でしたね。
普段騒々しいウチのボクちゃんは、今日はとってもお行儀のいい子でした。
てか、実際すごーくステージに集中してて、拍手もきっちりするし、手拍子、声合わせ、振りなどもちゃーんと言われたとおりにやるんでオドロキ。
コケたら笑う、というお約束まで漏れがない!最優秀観客賞をあげたいくらいでしたよ。
ぼくちゃんはコンサートが好きなんだなぁ。もっといろんなコンサートを聴かせてあげられたらいいんだけど。未就学のうちは無理だもんね。


ま、そんな感じで子どもには大満足なステージだったようですが…
オトナ視点で見るとわりとキビシイものがありました。
1時間ちょっとの時間なんですが、ぐーチョコのキャラステージはいいとして、大半が歌のお兄さんお姉さんのオンステージなんですよ。
微妙に旬じゃない歌が多いよ。
今現在(もしくはここ1年くらいの間に)TVでやってるものじゃなくちゃ、小さい子達はわからないでしょうに。
子どもは日々の繰り返しの中に、愛着を積み重ねているんですから。ずっと前の歌やまだ馴染みのない新曲なんて歌って、誰が楽しいと?
いったいどっちが主役なんだろう?って感じ。
お兄さんは今のお兄さんじゃなくて、先代のちょっと濃いキャラのお兄さん。お姉さんは実際TVではお姉さんやってない人。
とにかくその二人でステージを「もたせる」って感じ。
お姉さんの歌は上手いのですがいかんせん知らない人だし、お兄さんは知ってる人もいるだろうけど(アタシは知らない)歌は劣化してて…なんというか、聴きながら「なんでアタシ、この人たちの歌を聞いてるんだ?」って気持ちになってくる。
熱心に聞いてるボクちゃんまで、なんだか可哀相に思えちゃう*1
しかも、1歳以上からチケ代2000円取るんだよ。
うーん…この内容だったら見合わない気がする。
グッズも高い。しかもそれが飛ぶように売れている。
小さな子どもを持つ家は、子どもに関してはついつい財布の紐がユルみがちだけど、うまくそこを狙ってるようでちょっと萎えたね。
ま、いいんだけどね。子どもたちが楽しければさ。←こうやって結局諦める親が多いのがポイントか。

*1:いや、楽しんでるんだからそんなことないんでしょうけどね。単なる私の勝手な思いですよ。でもさ、いつもTVで親しんでいるゆうぞうお兄さん&しょうこお姉さんじゃないのにって思っちゃうのよね。