アナタに胸がキュンとなる

昨日、昔やってた黄磊のファンサイトを再掲しながら思ったんですけど…私って、つくづく「瞬発力の人」なんだねぇ。
好き!となったらわき目はふらない。直線ダッシュ!って感じ。で、早々に息切れ。
持久力はあっけないくらい無いんだけど、この瞬発力(というか、一瞬の萌えエネルギーの爆発力?)で、ものすごく高く飛べる。
しかもその時発揮する能力ってわりと稀有なんじゃないの?と自画自賛してしまった。
世の中、持久力のある人のほうがもてはやされるので、私みたいなのはダメなタイプなんでしょうけど、でもこれが私の個性なので、しょうがない。ドカンとデカイ花火のようですね。なんつって。


エンタメに関して、ワタシはものすごーく惚れっぽくて醒めやすく、好きなアーティストや興味のあるものがコロコロ変わる落ち着きのないタイプです。
かつてのファイルを見てみると、コンテンツを作っているうちに醒めてしまい、結局お蔵入りになった「アメリカン・パイ」のファンページなんかもありましたよ(笑)。
野村佑人のもあったw。覚えている人いる?(これはちょっとの間、UPしてた。けどすぐやめたの)それと、リチャード・ドレイファスも。
ダン・エイクロイドの作りかけもある。これはずうっと前から。時々続きを作ろうとするけど「いまさら感」があるんでなかなか進まないまま放置状態。集めた写真見てるだけで満足しちゃってるんで、きっと一生このままであろうな。
そうしたかつての「萌え」の残骸は、今見てもワクワクする。
やっぱりもともとは好きだったものたちだから、自分の手でそれらがまとめて面白く飾られているのは見てて嬉しいし。
でも、もうそれを完成させたり自サイトにUPしたりするほどの情熱はどこにも無い。


誰かが何かを「好き」って言う場合、そのノリの度合いが私にはよくわかります。
激萌え→超好き→大好き→好き→お気に入り…という「好きレベル」があるとして、ファンサイトを作るにはホントは「激萌え」レベルでないとな、というのが実感(データベース的なサイトを別として)。
もう、どうしても誰かにこのキモチを吐き出さないと破裂しちゃうよ!くらいのものがないと、面白くない。
そしてせめて「大好き」レベルのままでないとファンサイトは維持はできない。
でも現状、「たいして興味も無いのに「せっかく作ったんだし」という惰性で続けているなぁ」という雰囲気を感じるファンサイトはあちこちにある。
貧乏性ですね、みなさん(笑)。
それを「持久力」かといったら、違うんじゃないの?と言いたいわけだが…どうでもいいか。
ファンサイトを覗いてみれば、そこの管理人がどの程度の好きレベルなんだかはすぐわかりますよ。
それが傍目で見てすごくよくわかるので、私は(感情の上で)旬を過ぎたコンテンツは潔く捨てちゃう。過ぎたものにはすがらない。
だって、常に今の自分の気持ちに沿ったことをやっていたいから。
まぁ、ファンサイトってのは、過去のものでもデータとしてウェブ上に残しておく方が後でファンになった人に多少ナリとも役立つので、存在意義はモチベーションのレベルに関わらず確実にあるんですけどね。
そういう意味で黄磊書房も再掲したんです。(これは、新しく黄磊に興味を持ったという方からメールが来たのをきっかけに載せてみたのです。でも、さすがに情報も情熱も古いので、しばらくしたらまた撤収しますが。)


えーと…今までのは前置き。
長っ。
で、私が今回話したいことは何かというと…
そんなローリングストーンな私が、今月今夜の今の段階でムチュウなのはこのヒトなのよ♪って話です。
(いきなり話の趣旨が変わっていますが、気になさらずに。)
久々の萌え語りをやってみたかったのにゃー。
いや、そういうのをすぐ書けるのがブログの良さだなーとつくづく思ってさ(笑)。
わざわざコンテンツ作って解説しなくても楽に好きなヒトを語り倒せる。
でもそれは「排泄」みたいで、あとに残るものが何もないけども。
どのみちエンタメ萌えなんてその程度でいいんじゃん?と、今の私は正直、思っているのでいいの。


ここからが本題。
先日、「ガーフィールド2」を見ました。

ガーフィールド 2 (特別編) [DVD]

楽しみにしてた割には見るのが遅い。
ってのは一つには私はガーフィーなんておバカなドラ猫はちっとも好きじゃないからでありますよ。
まぁ、ビル・マーレー(声)演じるドラ猫もイカすんだけどさ、いかんせん話がバカすぎ。
バカコメディ好きな私でもなんだかなぁってな感じ。
でも、絶対に見たい!
なぜならブレッキン・メイヤーが出ているから!
でもって、このシリーズのブレッキンって、めっちゃステキなんだよう!なんでー!


今回も、ドラ猫ガーフィーにかき回される人の善い飼い主ジョンはべらぼうにキュートでした。
はううう。イイ〜。
いよいよ恋人のリズにプロポーズ!という、甘ーいシーンもある。
あのね、ブレッキンの良さってのは、なんかこう…気の弱い翻弄されがちなイイ人っぽい演技での中にあると私は思ってんですよ。
でも、惚れモードになるにはイイ人てだけじゃ色気が無くて、ちょっとオトコノヒトっぽさも必要なわけ。
この映画では、その部分が、対象が動物ゆえにいい具合に醸し出されているのです。
つまり飼い主として、一応、ペットを庇護する立場にあり、(実際はペットの方が数倍もウワテなんですが)庇護者として最大限にペットを守ろうと奮闘する姿が、実はオトコノヒトっぽく見えて色っぽいんだこれが。って意見は微妙すぎ?
というわけで、なんだかんだ言って、このジョンって役は過不足無くイイ。ハマリ役。
誰でもできそうな役ですけど、実はブレッキンでないと出せない良さがあるのさ。
でも、主役はあくまでもドラ猫。
なので、出番はそれなりです。ふぁー残念。
というわけで、全編見た後は、ブレッキンの出番だけ何度も拾い見。DVDって便利!


デフォルトは、ちょっとヌケた好青年。
威圧感の無い軽やかな存在感。コンパクトな感じがイイ。



いつまでもパーカー着た学生のイメージだけど、実は背広も似合うのよん!
しかも高級感乏しきリーマン風。ぶはー。
絶妙な貧相さゆえ、の何ともいえないイロっぽさ!
にへーっと笑った時の顔がすごうく好きです。
眉毛が八の字。見事な口角の上がり具合。で、甘ったる〜いあの声。
ヨロメク!もうヨロヨロ〜
しかーし!このヒトはとんでもなく静止画に耐えないタイプですので、動画でないとグッとこない!
なので、詳しくはこういったところ↓をご覧くだされよ(予告編です。ちょいと出てる)。


Garfield 2: A Tail of Two Kitties Movie Trailer 2006


アタシのシュミは明らかにヘンだと自分でも思う。
ブラピとかオーリとかジョニデさんとか、そういったオトコマエでいい作品にたくさん出ている人を好きになったりすることが、なぜできないのだろうか。
なぜこんな貧相で地味なチビくんにヨロめいてしまうのか。
もしくは太ったオッサン(=ダン・エイクロイドトム・ハンクス)とか、濃すぎる顔のマヌケ青年(=ジェイソン・ビッグス)とか。アレレな選択肢ばかり。
でも、惹かれるのに理由は無いんですよね。自分でも説明がつかない。
「ああ、なんかもー。カッコ悪うぅぅー。でもステキ〜!うきゃー」と思いつつ、また観たくなっちゃう。観ているだけでハッピーな気持ちになってくる。うへへ。