千手山公園


鹿沼の千手山公園というところに遊びに行ってきました。
ここは桜の名所で、桜の季節には遠くからやってくる人も多いんだそうです。
今はもう新緑の季節ですが、つつじが花盛りでとってもきれいでした!
小ぢんまりとしたかわいいレトロな遊園地があって、小さな子ども連れのファミリーがとっても多い。
なんだか安心して遊ばせられる雰囲気で、それだけで嬉しくなっちゃいます。
しかも、のりものはみんな1回50円という格安料金。
木馬(お金を入れると動く乗り物ね)などは30円で乗れます。
園内をぐるっと走る「おとぎ電車」は特に楽しい!
↓運転手さんが運転してくれるタイプの電車です。



50円とは思えないくらいのけっこうな距離を走るんですよ。
踏み切りやがけっぷちやトンネルや…なんと、廃線まであります!本格的〜。


お昼時になると、あちこちにシートを敷いてお弁当を広げる家族がたくさん見られました。
実にのんびりとしたいい風景。
ウチはシートを忘れてきちゃいましたが、それでも大丈夫。ベンチやテーブル、屋内の休憩所などがあります。
レストランのようなものは無いのですが、それがまたシンプルでいいのです。
園内には過剰な商業施設がありません。
お店などもちんまりとしていて、良心的なの。
駄菓子ひとつでもガラスケースに入っていて、店員さんに言って出してもらう、というスタイルなんですが、これはコミュニケーションがとれるし商品が汚れたり混乱したりもしないので、小さな子どもが出入りするお店にはいいアイディアですね。


この施設は、乗り物が全般的に古いし、いかにも「昭和」って感じなんですが、なぜか寂れた感じが全く無いのです。
むしろそのレトロ感を親しみのあるのんびりした雰囲気で楽しませている気がする。
それには、いろんな要因があるのを感じました。
乗り物以外の施設全体がきれいなこと、係りのみなさんが丁寧に対応をしてくれている(目と手が行き渡っている)こと、無駄な音楽が垂れ流されていないこと、植物の手入れが行き届いていること、客層がファミリー中心で活気があること…などです。
小さいけれど、理想的な遊園地の姿を見たような気がしました。