追悼・ロストロポーヴィチ

もう、あちらでミーチャに逢えた頃でしょうか…。
「オマエしばらく見ないうちに老けたなぁw」とか言われてたりして。
去年、聴きに行こうかどうしようか迷って結局行かなかったショスタコのピアノ協奏曲の演奏会が最後の来日公演となってしまったんですね。残念。
ご冥福をお祈りします。


今日は車中でも家でもロストロのアルバムを聴いて過ごしました。
ドライブ中にずっと聴いていたのはこれ。



ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲


ロストロのわりと緩やかなテンポ設定はあまり好みじゃないんですけど、この曲に関してはそれがとてもよく合います。
優雅でふくよかでゆったりとしたベトベンなんですよ。
ヴェンゲーロフの美音は胸に沁みます。


そしてこれ↓


ショスタコカバレフスキーハチャトゥリアンチェロソナタが入ってる。
ヘビロテで聴くのはもちろんショスタコチェロソナタですが…
私はやはりこれが一番好き。大好き。泣けちゃうほど!
このアルバムについては以前こちらで触れたとおりの気持ちです。
私にとっては「宝物のような」演奏、なのです。


ロストロポーヴィチは今までどおり、私にとっては「CDの中にいる人」、です。
ずっと変わらず生き続ける。
しかも、まだ出会って間もない「これから知り合う人」です。
末永く、楽しませてもらいますよ!どうぞよろしく。