気になるCM

最近、スポット数が多いせいかよく見かけるCMで、気に入ってるものが2本あります。

シャンプーの「ICHIKAMI」(いち髪)↓と

化粧品の「T'ESTIMO」(テスティモ)↓

なぜか2本ともカネボウのCM。同じクリエイターさんが作ってたりするのかなぁ?
ちなみに「ICHIKAMI」は電通で、プロデューサーは大野奈津子さんという方のようです。
競合シャンプー各社は、「アジエンス」が博報堂、 「TSUBAKI」がADK、と別の代理店を使っているので、広告代理店同士の競争にもなっているようですねぇ。
キャラクターの深津さんは、ちょっとターゲットが狭いような気がしますが、絵的にはすごくハマってて、惹かれるものがあります。
だって、珍しくイロっぽいしーw
で、この人の色気だからこそ、奥ゆかしさがあるようにも拙いようにも、それだからこそよりエロにも、思える。
ぞろぞろとたくさんの「立派に成長した」感のある女性が出てきてしかも個人的には誰も好きじゃない「TSUBAKI」や、しょせん外人さんの「アジエンス」と違って、喚起される物語に深みがあるような気がします。
ロケ地の京都もイイですね(小野小町の過ごしたお寺なんだそうです)。
ああ、それと、忘れちゃならないのは音楽。久石譲さんです。このヒトはなんでこんなに毎度毎度いい曲が作れるのか。特別な感性があるとしか思えません。
CMとしては優秀なんじゃないかと思います。製品コンセプトとしては、どうしても資生堂の後追いの印象ですが。


テスティモのキヨラ…もとい、ミズカワさんは、なんかキャラがイキナリ変わってしまって戸惑いますが、チャラの歌がものすごくステキにハジケているので、それと相まってとても魅力的です。正攻法ではない麗しさです。一歩間違えれば、イッちゃってる?みたいな(笑)。
あの曲とモデルのとんでもないノー天気ぶりに心が浮き浮きします。
もう、どっからどう切っても「春」!!という感じ。幸せ〜〜〜な感じ。
春はいいよね!春よ来い早く恋♪みたいな気分になる。


化粧品のCMに心奪われるのはとても楽しいものです。
私が最初にハマったCMは、小学生の頃、小林麻美がキャラクターをやってた一連の資生堂のCMです。
もうね、麻美さんが好きで好きで。麻美さんのポスターが欲しいばっかりに、ずーっとカネボウ愛用者だった母に頼みこんで「花椿会」(資生堂のメンバーズクラブみたいなの)に入ってもらったりしました。
その中で一番好きだったCMが、南こうせつの「夢一夜」と共に流れていた着物姿のものでした。今あらためて見ると、どこが琴線に触れたのかわからないんですけどね、麻美さん。私の好みの顔でもないし。「雰囲気」っていうものに呑まれたんでしょうか。それがCMの妙味ですね。
とにかく、小学校5、6年の私にとって、これほど女性的な浪漫を感じたものはそれまでありませんでした。官能的なイメージ、ってのを初めて知ったのがこれかもしれない。


ちなみに私はそれ以来、ずーっと基礎化粧は資生堂派です。
ちっとも好きじゃないコイズミ今日子がキャラクターやってるエリクシールをずっと使っています。でもって、このCMのキョンだけは好きだ許してやろう、などと思ってたりもします(それほど製品に惚れてるってことですよ)。
それ考えると、リピーターにはCMキャラって関係ないですね。


CM話のついでに。
ワンダのあたらしいCMにタカトシ登場です!うひ♪
一昨日から流れてます。
トシが通勤サラリーマン、タカが駅員やってます。トシはわかりますが、タカが見事に目立ちません。
仲間ユキエさんにはシロウトの人だと思われていたようです(哀)。