すっかり遅くなってしまいました。お待ちどうさまでした！←誰も待ってまい。
エヌ響アワー11月分のボロちゃんウォッチ報告です。ショスタコ・プロが２つもありました。
アタシがボロジャのショスタコーヴィチをスルーするわけないじゃないですか！ってホントはスルーしたい気持ちもちょぴっとあったりしますが（爆）。
■11月5日放送分
アメリカツアー最新情報アシュケナージの熱演を聴く
・「変奏曲”なぞ”作品36から”ニムロッド”」エルガー（ロサンゼルス最新映像）
・バルトーク「ピアノ協奏曲第3番」グリモー
・ラヴェル「ダフニスとクロエ」組曲第2番
アメリカの最新映像、リハの様子など見られて楽しかったです。
空港での団員さんたちの様子などもありました（マエストロの様子も映してー）。
池田たんの私服姿はサーヴィスショットですかね？新鮮でした。マロ氏の私服は真っ赤な皮コートなのね。キャラが生かされたファッションですわ。
グリモーのバルトーク＆ダフクロは私がここで爆睡したプログラムです。
TVで見てもまたウトウトしそうでした。バルトーク。なんでだ？
ボロジャのインタビュー。
こんなこと言ってます。ボロジャらしいっすね。
それと、アメリカの聴衆は暖かくて大好き、ということも語っておりました。
こちら↓は、リハの様子。
あのーボロジャが何か真剣に指導してるのにどちらさんも話をろくすぽ聞いていない風情ですが？
この見事な視線の外れ方ってネタみたい（笑）。吹き出し入れたくなりますわ。とりあえず宮里氏のセリフとして「昼定食、何にしよう。うーん」と入れときましょうかね。
こちら↓は、マエストロのスコアです。
ボロジャはスコアに一切書き込みをしません。
作曲者の書いたことが全て、ということを肝に銘じて、余分なことを付け足さないのだそうです。
スコア真っ白！っても、頭の中が真っ白！ってわけではないからダイジョブ（だと思う）。
■11月12日放送分
3楽章だけの抜粋ですが、正直、この演奏はイマイチだなぁって感じ。
とにかく不揃い。
「なんでこんなにバラけてるの〜？」ってぶつぶつ言ってたら、娘いわく「こういう不協和音を使うことで効果をあげてるんじゃないの？ショスタコヴィチだもの。」だって。
小学生のくせにナマイキなこと言うんだよね、カワイイ（って親バカ）。
いや、いくらキワなショスさんでも、奇妙な中にもちゃんとした整合性があるはずだし、音がバラけてワケがわからなくなってるってことはない。
これは明らかに演奏のせいでわ？
かなり退屈だったし、何がやりたいのかちっともわからなかったんですよね。
端的にいうとメリハリが無い気がする。で、ヘンな音だけが目立つ。
4番ってのは音をまとめて歌い上げるのが特に至難な曲なのでしょうけれども。
ボロジャはショスさんに関してはお得意だと思ったんですけど、こういう時もあるか。残念。
この日は両手に（！）おなじみの地金の重そうなブレスレットしております。タクト振るたびにシャカシャカ音がしそう。
ホント、いつも思うがあれは邪魔じゃないのだろうか？不思議。
■11月26日放送分
こちらは、ナマで聴いたときもすごく良かったと思った演奏です。TVでちょこっと聴いても、やっぱり心躍りました。
前回の4番に比べると雲泥の差で、かなり惹きつけられる演奏になってるかと。
ところで、以前書いた、宮田ダイくん「らしい」チェリストがいた、って話なんだけどね。
これです↓
TVでもこれっぱかししか映らなかったので自信がないけども、やっぱりダイくんだよね？
この日はトラが多かったのか、妙に美人のヴァイオリニストもおりました。絶対にエヌにはいないハズの美女が。
ネズミ色の大地に花が咲いたようでした。
ところで、11月24日にBSで放送予定だったボロジャのサントリー定期（ベトベン2番3番）は、国会中継のために放送日がずれて、12月8日の午前10時からの放送に変わりました。
って、こんな情報、誰も必要としてないと思いますが（汗）。いいの、アタシが必要だから。覚え書き。
いやさ、放送予定日にワクワクしながら待ってたら国会中継が始まっちゃったもんだから、おもいっきりNHKに電話しちゃったよ。
「エヌ響定期はどうしたんでしょかっっ？」って。
初めてNHKに電話した。こんなことで(^^;;。
ちなみにBSHiでも再放送があります。
12月25日にヴォリス・ベルキンのショスタコV協と交響曲10番を、12月26日に上記のベトベン2番3番をやるようです。
お暇な方はぜひ。特にオススメってのでもないかもしれませんが、なかなかよろしかったですよ。
えー、それとアメリカ公演の模様も放送されます。
12月27日午前8時〜ハイビジョン
12月29日午後3時〜BS2
