HAPPY BIRTHDAY 100 ! SHOSTAKOVICH

今日はショスタコーヴィチ100歳のお誕生日です♪
今年はモーツアルト250歳記念、ショスタコ100歳記念、シューマン没後150周年記念であるのに、今まではもうほとんどどこもモーツアルト一色!で、そんなもんなのかな〜と思っていたのですが、このところ世間ではショスタコ祭りが盛り上がってきつつあるような気がする(ショスタコプログラムが増えてきた、とか)のは、業界的には前半モーツアルト、後半ショスタコで行こう!ってことだったもかも?と思う今日この頃。モーツアルトのお誕生日は1月ですからね、年初めから記念イヤーですけど、今日までショスさんは99歳だったわけだもんね。
てかシューマンは?とっくに命日(7月)過ぎましたが。ま、命日はそんなに派手に「お祝い」しないもんですね。


お誕生記念に、朝からショスタコ漬けで過ごしてみました。
先日買った協奏曲集を。
この協奏曲集は本当に大スキです。めちゃめちゃイイ買い物でした。
あまりにカッコイイので、同じのもう一つ買って、ある人にプレゼントしました。
音楽命の人ですが、ショスタコには縁の無さそうな人です。ちょっと布教(笑)。気に入ってくれたらいいなぁ〜と思いながら。
って、私自身がショスタコ聴き始めたばかりで、どうもこうもないわけですけどね(汗)。でも、カッコいい!ってのはわかるもーん。


クラシックというとモーツアルト室内楽あたりを思い浮かべてしまい、それがどうも馴染まないとか、敷居が高そうな気がするというヒトは、案外、ショスタコあたりにはピピッとクるのかもしれません。クラシックの固定観念が崩れるかもですよね。
皇室番組のBGMには絶対流れない。結婚式にも使われない。歯医者の待合室の音楽にも使われない。
そういう空気の違いはあって、それを面白がれるとすんなり入り込めるような気もするんですよ。
ショスさんは別の意味で敷居がトンデモなく高いのですけど。
私も、ぶっちゃけバッハもモーツァルトもピンと来ないのですが、ショスさんには心の奥のほうをくすぐられます。
こんな暗い曲は聴きたくないしー、とか思いながらも、聞き入ってしまう魅力があります。
まだ手は届かないのだけど、何かすごく自分の好きそうなものがそこにある予感というのを感じます。
それはソ連という国であるが故のものでもあるし、時代が近いことによる共感とか、アバンギャルド的なものに対する憧れとか、まぁ、いろいろな要素が絡み合って感じるのですが。
そしてたぶんそれは心安らぐ近いものでは決してなく、向学心を刺激してくれる類のステキなものであるという予感。


追記。今日、クラシカ・ジャパンの来月分の番組表が届いたのですが。
ショスタコーヴィチのショの字もないってのは一体?!んもーーー。記念イヤーなのにどういうこと〜。
ついでにマーラーも無い!んもーー!
ちなみにホセ・カレーラス特集ですってよ。いいな…カレーラスのファンは。