マエストロ列伝

組曲「いきあたりばったり」作品35のkikaさんに、アシュケナージが出てるよーと教えてもらった「モーストリークラシック」の2003年3月号を図書館から借りてきました。
kikaさんありがとう(^0^)。


うひー♪出てるよ出てるよ。
写真家の木之下晃さんのページなので、写真は全部見たことあるものばかりだったんですが、記事内容はなかなか新鮮でした。
どこぞのサイトに書いてあった、「家の中には日本風の部屋があって鉄板焼きができるようになってる」とかってのは、この記事がソースだったんですね。ちなみにその和室には日本の人形や絵も飾られてるそうです。
話のツボもたくさんありましたよ。


夢は英語とロシア語で見るそうです。そのほとんどはモノクロームだけど、黄色や赤の火をみたことがある、とか。
好きな映画監督はフェディリコ・フェリーニルネ・クレールスピルバーグ
女優のメリル・ストリープを素敵だと思ってて出演作はほとんど観ているのだそうで。
そうか。メリル・ストリープ…。
ずいぶんヲトナだなぁシュミが(汗)。でもちょっとだけ雰囲気ドディに似てるかな?どう逆立ちしても私とは類似点ゼロだわ。ま、いいんですけどねべつに。


メリル・ストリープといえば私が一番よく観たのは「恋に落ちて」ですね。
だってかつての私は壁中にデニーロを貼った部屋で生活してたくらい、デニーロが好きだったんですもん!ハタチくらいの頃のことです。
でもあの映画はちっともシアワセな気分になれなくて、既婚者同士の恋ってままならないなぁ…という厄介な想いだけが心に残る話でした。やっぱりボーイ・ミーツ・ガールの夢がある恋バナが好きだわ。
てなこと言いながら、いちばん記憶に残っているメリル・ストリープといえば、この映画ではなくて、若い頃に演ったドラマの「ホロコースト」です。強制収容所に入れられたユダヤ女性の役だったんですが、ナチの将校にカラダを求められる若妻でした。旦那の命と引き換えにその将校の思うままになる…というね。
見たときまだ中一くらい(?)だったので、そのシーンが衝撃で!他何にも覚えてないのにそこだけは妙にはっきり覚えてるんですよ。
メリル・ストリープの肌の色が透けるように白くて、泣いているので耳と鼻と目の周りだけが赤く染まっていて、無力にもイヤな男に抱かれる、っつーね。強烈でした。ボロージャもこれ、観たかな(爆)。


話を元に戻します。
ボロージャ、文学ではシェイクスピアプーシキンを「特別な人」だと思ってるそうです。
これってどこかで聞いたことのあるような?と思ったら、前にキーさんが同じようなこと言ってましたね。
猫も杓子もプーシキンってのは、ソヴィエト@ピオニール時代の刷り込み教育の賜物なんでしょうか?作家だったらもちょっと含蓄深いのいろいろいると思うんだけどな〜(爆)なんちゃって。
でもボロージャ、「好きな本はル・カレなどのスパイ小説」だってよく言ってますね。ホンネはそっちなのかな?とか思ったり。