カラヤンのブラ1

ブラームスはどうもニガテなんですけど、ここんとこ交響曲1番をヘビロテして聴いてます。
エヌ響80周年記念コンサでブラ1やるんで、それまでに細かいところまで覚えておきたいなーと思って。
聴いてるのはカラヤンです。最初(1963年)のものと、最新(1987年)のものを両方聴いてます。
カラヤンというチョイスは、特に理由ナシです。ウチにあったのがたまたまこれだけだったのでって、うそ。千秋真一&R★Sもある(笑)。
ところで、千秋真一って実際のところ誰なんでしょうね。ひねりもなくエヌ響の茂木さんかなぁ?とか思ってるんだけど。違うかな?
これ、ティンパニーがすごい存在感なんだよね(笑)、真澄ちゃんのキャラ生かせてますー。
しかし全体的にカラヤンに比べると軽いわ〜。しかもバラけてる。ベルリンフィルと比べちゃ申し訳ないけどね(^^;;。
とはいえ、これはこれで「のだめ」の世界がじゅうぶんに想像できて、楽しい企画アルバムだとおもいます。


カラヤンの演奏は、87年のものが好きです。(録音もすごくいい)
もうこれ、「完成」って感じですよね。すっごいドラマティックで重くて深くて、胸にキます。
どうしよう…これを完成形だと思って私はマエストロ・ボロージャの指揮を見に行くのだった。ヤバイかも(汗)。頑張れボロージャ!
なにはともあれ、演奏がイイせいか、1番に関してはかなりニガテ意識が抜けたように思います。
もともとこの曲は、ベトベンにも少し似ているという話なので、それならば嫌いなわけはないような気がしますが…ちょっとクドイところがネックなのかもしれない。2、3楽章が聴いてて飽きてきちゃうんですよね。
最初、1楽章でがーっと惹きつけられて、だんだん飽きて、ちょっと眠って、4楽章の主題で気持ちよく目覚めて、ラストでまたがーっと盛り上がって終わる。つまりいつも2、3楽章聴いてないし、みたいな。
1、4楽章も好きではあるけど、なんというか…いちいち大仰なところがちょっとダサいようにも感じる。
それも私の好きなチャイコやラフマみたいに土着的な(見方を変えればエキゾチックな辺境味ともいえる、ある意味堂々たる)ダサさとはちょっと違って、オシャレしたつもりがちょっとズレてる?みたいなごく個人的なダサさのような気が。
でも、盛りだくさんでサーヴィスたっぷりなので、楽しいです。
きっとブラームスはイイ人だと思う。とっても。
と、意味なくフォロー。
ちなみに63年録音のアルバムにはハンガリー舞曲集が一緒に収録されているのですが、これがもう最高です。カッコイイ!!
でもこれ、(もとのピアノ版は)ブラームスがどっかの曲を編曲しただけというウワサがあるけど?(しかもほとんどの曲、管弦楽に編曲したのはさらに別の人)