夢のある人生を!

実はすっごい久々に(「新選組!」以来か?)連ドラ観てます。「プリマダム」と「純情きらり」。


プリマダム」は、40過ぎのヲバさんが憧れのバレエ教室に通いはじめ、ドタバタ奮闘してくうちに、あら?なんだかとっても生き生きしてきたわ!という、ちょっと「シャル・ウィ・ダンス」ちっくなストーリー。
家族も同好の仲間に巻きこんでくのがなんともほのぼの系で、安心して見ていられます(趣味の世界に没頭するあまり家庭が顧みられないというパターンは嫌いなので)。
今からプロになれるわけでもない。誰かが喜んでくれるわけでもない。でも、「今」私はこれがやりたいの!という気持ち。
なんだかものすごく共感してしまいますですよ。
このトシになるといろんなことを逆算で考えるようになるのだけど、それを思えばやりたいことがあったら一日だって早く始めた方がいいんだもんね。恥ずかしがってたり、躊躇してる時間がもうもったいない。
「アタシ、やるからね!」という宣言は、新しい扉を開けるファンファーレです。周りに呆れられてもメゲずにガツーンといきましょう(笑)。
ドラマはちょっとユルすぎるところがあって、言いたいことはいろいろありますが、こちらもユルく脱力しきって見ているので、どうでもいいですもう。楽しくてシアワセならば。
根底にあるポジティブなものだけ揺るがなければOK、という感じ。
というわけで、うのちゃんの演技にも目をつぶりましてよ。


純情きらり」は久しぶりの時代モノ朝ドラです。
やっぱり朝ドラは戦前〜戦中〜戦後を描いてくれないと!
こういう題材を待っていました。しかも今回は音楽家を目指す女の子の話。いいねぇ〜。ツボだ。
これ、予想外にコメディだし、登場人物がみんなカワイイしで、すごく魅力的なアンサンブルを奏でております。特に私は磯さんが好きだ〜。磯さんのビミョウにダサいモガスタイルを見るのも楽しみの一つです。
さくらこと達彦の掛け合いは「ああ、青春!」です。ここんとこ加速気味で、面白くなってきました。
上野の藝術大学に落ちて貧乏アパートで浪人中(しかも同郷の男と恋愛中)ってのはなにやら自分と重なって胸キュン(死語?)です。自分にも憧ればかりで悶死しそうに熱かった若き日があったことを思い出す。失敗ばっかりだったけど、楽しかったなぁ、と。
若いってもうそれだけで財産ですよね。若いときはそんなことには気づかないんだけど(笑)。
ああ、なんでこんなババァ臭いこと言ってるんだ私はorz
番組の最後に出る「わが町の音楽家」(アマチュア楽家の皆さんの姿)も心和みます。
世界中津々浦々に、音楽を愉しんでいる人がいるシアワセ。私も入れて〜、という気分になります。