ヒラリーのベトコン

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 他

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 他

今週末のパーヴォ・ヤルヴィヒラリー・ハーンの演目がちょうどこれ(ベトベンバイオリン協奏曲Op61)なので、今、聴きこんで予習しているところです。
いやー、これが生で聴けるなんて…感涙。
べトコン、実はあんまり好きじゃないんだけど、ヒラリーの音はすごくイイです。真っ直ぐで、透明感があって、実にスッキリしてる。
パーヴォ・ヤルヴィとの相性は良さそうですから(TVで1回しか観たことないけど(^^;;。すごくいい雰囲気だった)、本番はこのCDより更にイイかも…と期待してるんだけど、どうでしょう。


面白いことに、ヒラリーは自分のCDのライナーノーツを自分で書くヒトなんですよね。(他に誰かそういう人いる?なかなかいないでしょ?)その文章が、どれもすごく上手いの!
曲の紹介や対する自分のアプローチがきっちりわかるようになってるのに加え、ユーモアもあり、詩人の魂もあり、恩師への気遣いもあるステキな文章なのです。でもって、その文章を読んでると、彼女がすごく近くにいるような気がしてくるの。親しみがわくというか。
私がヒラリーを大好きなのは、音も演奏もビジュアルもステキだからってのはもちろんですが、こういった自分の生み出す音楽に対する真摯な姿勢とか、インテリなとこや、センスの良さ、いつまでも学生みたいな清廉さなども大きく影響してます。ロックのライブハウスで踊っちゃう懐の広い音楽への愛情の持ち方もナイスです!
とにかく、稀有なアーティストなんですよぅ。もう、ベタ惚れ。


もうすぐ逢えます♪楽しみだなぁ。
でも今、私、ちょっとしたビヨーキなんですよね*1(爆)。金曜までに治るかが勝負。

*1:結膜炎なんです。右目だけ腫れてんの。こんな顔ではみっともなくってヒラリーに逢えん