70年代のアシュケナージ

えーと。以下、単なる見たくれ話なので、あしからず。


一昨日書いたアシュケナージパールマンとのCDですが、あのジャケ写はあきらかに貼り合わせですので、元になる画像があるはず…と思って、執念で探してみました(なんだろう、この情熱は(笑))。
ありましたよ〜。↓これ。

ベトベンのソナタ集のLPジャケ写でした。


かっくいいっ(嬉)!


70年代のアシュケナージが纏っている空気って、すごくいいなぁ〜と思う。
ちょっとフラワーで、エキゾチックで、インテリっぽくて。あぅあぅ。
今の彼はもうすっかり好々爺で(見た目の話。性格はちっとも好々爺じゃないっぽいところがまたナイスなわけだが)、棒振ってるのを見てもエロなもんは特に感じませんが、70年代の彼の姿は激しく見たいと思ってしまいます。DVDないかなぁ。


LP時代というのはそのジャケ写も素晴らしいものが多くて、羨ましいですねぇ。
あの大きさや紙の質感などの雰囲気がよくて情感をそそる。
私もいまだにブルース・ブラザースのLPを部屋に飾ってますが(^^;;、音楽聴く以外にもそういう「鑑賞」の仕方もできるわけで。だからこそ意匠も凝ってるんだろうしね。
でも、残念だけど今からレコード派にはなれないなぁ。ハードから揃えなきゃなんないし、そこにお金かけるなら生を観にいく方を選ぶわね。


ついでにこんな↓カワイイ(?)ジャケ写も発見した。


ちっちゃいショルティが中空に浮かんでます!
なんか、呼ばれて出てきたランプの精のようだwちっちゃいのに指差し恫喝して恐そーなトコもポイント。
アシュケナージの髪は真っ黒ですね…現在では面影ないくらい。昔むかしのことなんだなぁーとしみじみ…。
それでも「没後○年」という存在でないことに限りない喜びを感じておりますよ。
この世界、同時代でその演奏を聴けるだけでも幸せだもの(そうでない人が多すぎて)。
しかもN響にいるんですからこんな幸せはないデスね。
在任期間中に絶対に観にいかなくちゃだよ。