Happy Birthday Mozart!

今日はモーツアルトの250回目のバースディですね!
モーツアルトの誕生日など去年まではちっとも知らなかったんだけど、今年はメモリアルイヤーでもあるせいか、あちこちでこの話題が出ております。
今日の読売新聞なんかは驚いちゃったよ。見開きでドバーッと”ハッピバースディ・モーツァルト!”だもん!←「熱狂の日」の広告です。
やはり華があるなぁ〜モーツアルトは、と思います。


お誕生日にちなんでちょっと星占いの話を…
私は西洋占星術の生まれ星による性格パターンの類似というのをガッツリ信じているので、モーツアルト水瓶座だというのは「そうだろね、当然そうだよね。」と思いました(笑)。
水瓶座の特徴は一言で言うと、変態です(ごめん!)。
とても才能がある人が多い。個性的。そして他人に対して親しみを寄せる人が多いと(一般的には)言われます。
あれ?のだめちゃんみたい。そういえば、のだめちゃんは何座だろう?*1

では、ベートーベンは何座だと思いますか?
正解は射手座でーす。といっても、公式記録では残っていませんで、洗礼式からそう予想されているだけのよう。
でも、実際彼は射手座だと思うなぁ。ちなみにこれ、私はドンピシャで当てましたよ。
気性が激しくて、自己主張が強くて、束縛を嫌い、独りでも平気な人って気がしませんか?
ショパンは繊細で感性豊かな魚座だし、ブラームスは忍耐強い牡牛座で、バッハは威風堂々の牡羊座
どれもみんなイメージ通り!って感じしませんか?気のせいかなぁ(笑)。
やっぱ星座って関係あるよ。星の元に生まれているのだよねぇ人間て。


実を言うと私は、モーツアルトを殺した男(?)として誤った認識で知られてしまっている可哀想な宮廷音楽家アントニオ・サリエリと同じ誕生日です(ちなみに獅子座)。
サリエリモーツアルトを毒殺したなんてことはもちろんフィクションですが、それ以前に、彼は決して凡才ではなかったし、モーツアルトの才能に嫉妬して嫌がらせをするような意地の悪い人でもなかったことは、様々な文献によって明らかです。
それどころか、本当は後進の指導にも熱心だった心の広い偉大な作曲家だったようです。(ベートーベンも、ベルリオーズも彼の教え子でした)
なのに、お芝居や映画ではモーツアルトの仇敵のように描かれ、「嫉妬深く旧弊で凡庸な人物」としてキャラ立ちしちゃっているのです。
なんてこと!可哀想に(涙)。
死後、反論も弁解もできないのをいいことに…これは冤罪ですね。
そんなサリエリの名誉を回復する動きが、最近は盛んなようです。
こんな↓本も出ています。読んでみたいなぁ。

サリエーリ―モーツァルトに消された宮廷楽長

サリエーリ―モーツァルトに消された宮廷楽長

モーツアルト生誕250年を期に、また再び映画「アマデウス」でのサリエリのイメージが染み渡らないよう祈るばかりです。
ていうか、サリエリの悪印象を最初に大衆に植えつけた人って、実はプーシキンなんじゃん(汗)すべての始まりは私が読んだこの戯曲なんだね。
ダメじゃん、プーシキン(^^;;。

*1:ええっ?!乙女座?!最も遠い気がするのだが(汗)。